街のあかり (2006)
»ストーリー
- Gagaより
- 配給より
- ユーザーより
- ネタばれ
USENより
街の片隅に生きるひとりの孤独な男を描いた、アキ・カウリスマキ敗者三部作の完結編。
警備会社で働く男コイスティネンは、その朴訥とした性格から会社の中でも浮いた存在だ。私生活では友人も恋人も家族もいない、孤独な生活を送っている。売店の女性アイラだけがそんな彼を見つめていたが、コイスティネンはその思いに気づく事もなかった。そんな彼に目をつけたギャングがいた。ギャングは自分の情婦ミルヤをコイスティネンのもとに送り、誘惑させる。恋に落ちたコイスティネンは、彼らの犯罪に利用されてしまう。
『浮き雲』『過去のない男』と「現代のサイレント映画」とでも呼ぶべき、独特の映画作り続けているフィンランドの映像作家アキ・カウリスマキ。彼の作品の主人公たちは極端に無口で無表情だが、声高に主張しない分、その中に暖かい人間性を感じさせるキャラクターばかりだ。本作の主人公コイスティネンも寡黙すぎるゆえ、社会の影となって生き、誰も彼の事を顧みない。そんな彼を利用する者により、コイスティネンは仕事と自由を奪われ、不幸のどん底に落ちていってしまう。しかしご安心を。他の作品のように、カウリスマキ監督は心正しい主人公を見捨てはしない。街のあかりが彼を包むように、私たちも幸せな気分になることだろう。
ユーザーより
ストーリーを投稿する(要ログイン)







