遠くの空に消えた (2007)
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信じないかもしれないけど、僕の少年時代に本当にあった物語
緑が広がるのどかな村に、都会から一人の少年が転校してきた。おかしなギャングの集団がいたり、怪しげなバーがあったりと、一風変わった村だったが、住民たちは皆幸せに暮らしていた。その平和な村に空港建設の話が持ち上がり、反対する村人たちは建設会社と争っていた。実は、少年の父親は、空港建設のために、村に転勤してきたのだった。村の人々に溶け込み、冷徹な父親に反発していた少年は、悪ガキ仲間とある作戦を思いつく。
『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が7年かけて脚本を仕上げた、懇親の作品。でも、“セカチュウ”や『北の零年』とは、一味違う。大人になった主人公(柏原崇が友情出演!)の少年時代を回想していくのだが、映像はモノクロっぽくもノスタルジックでもない。ディズニーアニメに登場するようなヘンテコなバーがあったり、村人たちはポップでおしゃれだったり。子供の目線で頭に焼きついた少年時代を、そのまま映像化したような作品。「何かを信じられなくなった時にパワーをくれる映画を作りたかった」と監督が言っているように、子供の心を持ち続けようとしている大人に観て欲しい意欲作。神木隆之介はじめ、主演の少年たちが眩しい。
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