ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ (2001)
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サンダンス映画祭で最優秀監督賞&最優秀脚本賞、ダブル受賞!!NYセレブを熱狂させた切なくも可笑しい物語。
東ベルリンで男の子として生まれたヘドウィグは、恋した米兵と結婚し自由の国アメリカに渡るため、性転換手術を受ける。だが手術ミスで、彼の股間には“怒りの1インチ(アングリーインチ)”が残ってしまう! 晴れて渡米はするも、肝心の夫は彼女(ヘドウィグ)の元を去っていく。失意の中、自分の夢を思い出しカツラを手にとりロックバンドを結成するヘドウィグ。次に恋した17歳の少年トミーに彼女は自分の愛情を注ぎ込むが、またもや裏切られ、さらに自作のオリジナル曲を盗まれてしまう!トミーは全米No.1のロックスターとなり、ヘドウィグは自分のバンド“アングリーインチ”を引き連れ、彼を追いかけての全米巡業生活が始まる。彼女は果たして自分の魂である歌を取り戻し、探し求めていた愛に出会うことはできるのだろうか…。
オリジナルはオフ・ブロードウェイでロングランを続け、マドンナやデヴィッド・ボウイたちセレブにも大絶賛されたという同名のロック・ミュージカル。舞台と同じく、監督・脚本・主演もジョン・キャメロン・ミッチェルによる映画化で、愛を求める無名のロックシンガー、ヘドウィグの数奇な半生がグラムロックにのせて描かれている。このヘドウィグの、心の叫びや運命を歌詞にして歌い上げる姿がなんとも切なく胸を打つ、と同時に現実を笑い飛ばすユーモアにも溢れていて、ジーンときた後つい笑ってしまう。この中の「愛の起源」という、プラトンの「饗宴」をヒントに作られたというテーマ曲はロックファンでなくとも必聴。
またこの曲が歌われる際にバックに映るエミリー・ハブリ−のアニメーションも忘れがたい印象を残す。ともあれ、パワフルな音楽、強烈なメイクと衣装の数々、J・C・ミッチェルが演じるヘドウィグの切なげな表情、その他のあれ?と思わせるキャスティング、等々、どれをとっても独創的で圧倒されること間違いなし!
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