TOKKO -特攻- (2007) »ストーリー

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太平洋戦争末期、爆弾を搭載して敵に体当たりし、散っていった特攻隊。その真実に迫るドキュメンタリー

日系アメリカ人のリサは、ある日死んだ叔父が元特攻隊員だったことを知る。生前はそのことを一言も口にすることはなかった叔父。リサは日本へ向かい、特攻隊の生き残りである4人にインタビューを試みる。彼らの口から出る言葉を聞くと、「カミカゼ」はアメリカで思われているような狂信的な集団ではなかった。インタビューは特攻隊の攻撃で沈没した艦の生存者にも及んでいく。

アメリカでは「カミカゼ」特攻隊や人間魚雷などを、近年の自爆テロリストに通じる狂信者の集団と見ているという。また日本では、自分の命を捧げた戦争の犠牲者として美化する傾向もある。はたしてその真実はどうなのか。特攻隊の生存者たちは、美化されることを喜ぶどころか、自分が特攻隊員だったことを言わない。それは「命令だから」であり、誇るべきことではなく、正直言ってみな死にたくなかったのだ。近年、戦争を経験していない世代が、戦争を美化する風潮がある。本作を見ると、特攻に至っても日本は勝っていると国民に「粉飾決算」を続けていた日本軍の姿は、今でも汚職や偽装を生む日本の会社組織の体質のルーツにも思えてくる。


 

 


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