光の雨 (2001) »ストーリー

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今から30年前、革命で日世界を変えようとした若者たちがいた。連合赤軍事件・衝撃の初映画化!

若手映画監督である阿南(萩原聖人)は「光の雨」という映画のメイキングを依頼される。この映画はCMディレクターである樽見(大杉漣)の初監督作品だ。劇中の組織の幹部、上杉(祐木奈江)や倉重(山本太郎)たちがキャスティングされる。彼ら20名以上の若者たちはそれぞれ革命戦士の役を演じようと試みるが当時の若者の行動が理解できずに苦悩する。そんな中、監督の樽見が突然姿を消してしまう。果たして映画は無事完成するのだろうか・・・。

この作品は戦後最大のタブーと言われる1972年の“連合赤軍事件”の初映画化である。壮絶なリンチシーンもあり、正直、画面から目を逸らしたくなる。“総括する”や“オルグ”など、何それ?といった言葉も出てくる。しかしリアルタイムではこの事件を知らず、遠い昔に起きた別世界の物語だと思ってしまいがちな今を生きる私たちにも、立松和平原作の小説「光の雨」を劇中劇という形に変えることで、劇中で自分に与えられた役柄を理解しようとをする若者と一緒になって、革命で世界を変えるとはどういうことか、根本から考える場を与えてくれる。

映画にドラマにと着実に演技派俳優の道を歩んでいる山本太郎と、スクリーンでは11年ぶりの祐木奈江。この2人の、徐々に狂気の淵に足を踏み入れていく革命戦士の幹部役の演技も必見。また、映画製作の過程が覗けるのも興味深い。


 

 


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