アフター・ウェディング (2006)
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すべては愛する者のために
インドで孤児たちの援助に日々奔走するヤコブは、母国デンマークの実業家ヨルゲンから多額の寄付金を申し受けるために渋々数年ぶりの帰国を果たす。すぐにでもインドに戻りたいところを、ヨルゲンから娘の結婚式に出席してほしいと強く誘われ断りきれない。その結婚式でかつての恋人ヘレネと再会し動揺するヤコブ。彼女はヨルゲンの妻になっていた。さらに、主役の花嫁アナはヨルゲンの実の娘ではないという。
過去の過ちを認め未来へ希望を託すための現在という視点で、ほんとうの幸せとは何かを問う本作は、英米でのリメイクが相次ぎ、最近自らハリウッド進出も果たした注目の女性監督スサンネ・ビアが、登場人物の微妙な心の揺れを繊細かつ大胆に映し出し、07年のアカデミー賞外国語賞ノミネートも果たした作品。主人公ヤコブには『しあわせな孤独』に続いてピア作品への出演となるマッツ・ミケルセン。新生ボンドの『007/カジノ・ロワイヤル』で敵役ル・シッフルを演じたのも記憶に新しい。そして『太陽の誘い』の巨漢ロルフ・ラッセゴードがヨルゲンの深い愛と絶望的な哀しみを見事に体現し涙を誘う。
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