サイボーグでも大丈夫 (2006)
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“復讐三部作”のパク・チャヌク監督が描く、童話のようなラブ・ストーリー
大好きな祖母が療養所に入れられて以来、どこかおかしくなったヨングン。自分のことをサイボーグだと信じる彼女は、新世界精神クリニックに入院させられた。そんなヨングンに、同じ年頃の青年イルスンが目を留める。彼は人のものならモノでも特徴でもなんでも盗むことができた。イルスンの特技を知ったヨングンは、ある日、彼に突拍子もないお願いをする。「私の同情心を盗んでください」と――。
『オールド・ボーイ』などの復讐三部作で知られる韓国の鬼才パク・チャヌク監督が描く、ロマンティックなラブストーリー。2007年ベルリン国際映画祭でアルフレッド・バウアー賞を獲得した。それぞれの理由で感情のねじれてしまった人たちが紡ぎだす純粋だけど毒のある恋物語を、象徴的に映し出していく。舞台となる精神病院はパステルカラーが基調となっており、その映像はまるで童話世界のようだ。青年イルスンを演じるのはアジアのトップスター、Rain(ピ)。本名のチョン・ジフンでヒロインに想いをよせる青年役に挑み、その懸命な姿で観客を物語へ引き込んでいく。相手役のイム・スジョンの無機質でコミカルな演技も光っている。
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