明日への遺言 (2007) »ストーリー

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戦犯に問われた男の生きざまを、現代に問う

1945年、東條英機元首相らA級戦犯が東京裁判で裁かれる中、横浜地方裁判所では、戦争犯罪行為の命令者であるB級戦犯、及び実行者のC級戦犯の裁判が行われていた。東海軍司令官だった岡田資中将と部下19名は空襲の際、パラシュートで降下した搭乗員を捕虜として扱わず、正式な手続きを踏まずに処刑したことで殺人の罪に問われていた。フェザーストン主任弁護士の弁護のもと、岡田は、すべての責任は自分にある事を主張した…。

数多くの戦記ものを発表している大岡昇平の「ながい旅」を、『雨あがる』『博士の愛した数式』の小泉堯史監督の手によって映画化。太平洋戦争末期、アメリカ軍機の搭乗員を処刑した責任を問われ、B級戦犯として戦争裁判にかけられた岡田資中将の法廷での戦いを描いた本作。彼は一貫して「太平洋戦争におけるアメリカ軍による市街地無差別爆撃は大量殺人である」こと主張する。処刑した搭乗員は“戦犯”なのかどうかを考えるにつけ、9.11以降アメリカがイラクに対して行ったことの是非を考えずにはいられない。また、映画の冒頭で映される貴重なドキュメンタリー映像の数々にも、刮目して観ていただきたい。


 

 


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