テラビシアにかける橋 (2007)
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心を開けば涙の向こうに明日が見える
貧しい家庭にあって姉妹4人に囲まれ窮屈に暮らす11歳の少年ジェスの唯一の慰めは、こっそりと絵を描くことだった。学校でも居心地の悪さは同じだったが、ある日、風変わりな女の子レスリーが転入してきてジェスの灰色の毎日は一変する。自由な発想と行動力を持つレスリーのリードで、2人は森の中に空想の王国テラビシアを創り出し、かけがえのない友情を育んで行く。ところが、突然の悲劇が2人を襲う。
ファンタジー映画全盛の時代にあって真打ちとも呼べる傑作が登場した。見る者の心を掴むには魔法の力も派手な仕掛けも必要ない。一番大切なのは豊かな想像力なのだということに気づかせてくれるのだ。優れた児童文学として名高いキャサリン・パターソンによる原作を『ラグラッツ・ムービー』などのアニメを手がけてきたガボア・クスポ監督が初の実写作品としてメガホンをとり、主演に迎えた『ザスーラ』のジョシュ・ハッチャーソンと『チャーリーとチョコレート工場』のアナソフィア・ロブが、確かな演技力とピュアな魅力で、人生の厳しさと美しさを丁寧に描いた原作の持つ真髄を余すところなく伝えてくれる。
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