ペルセポリス (2007)
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カンヌで話題を呼んだ笑いと涙の感動アニメ
1978年のテヘラン。9歳のマルジは、パパとママ、そしておばあちゃんに愛され、何不自由なく暮らしていた。そんな時代に革命が起き、反政府主義者だったおじさんが帰ってくる。しかし革命から1年後、おじさんが投獄。自由に発言もできなくなった社会にマルジの将来を案じた両親は、彼女をウィーンへ留学させる。ウィーンでマルジは次第に大人の女性へ成長するが、海外での生活に疲れ、テヘランの家族の元へ帰る決心をする。
原作はイラン出身で、現在はパリを中心に活動するマルジャン・サトラピによる自伝的グラフィック・ノベル。出版と同時に各国でベストセラーになり、日本でもその翻訳が出ている。今作には、彼女自身が共同監督して参加している。愛に恵まれ、自由な気風の家庭に育ったマルジ。言いたいことも言えなくなっていく不自由な社会に反抗心を持つマルジは、ロックが大好きで、大人の言いなりになるのは大嫌いという、世界のどこにでもいそうな十代だ。だから日本でも、個人の幸せを求めて努力している人なら、きっと彼女の姿に共感するだろう。07年カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。これはアニメーションとしては、カンヌ史上3番目の作品となった。
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