P2 (2007)
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帰宅時間、地下第2駐車場――いつもの場所に、狂気が潜む
クリスマスイヴのNY。残業を終えたアンジェラはホームパーティへ向かうために車に乗り込むが、エンジンがかからない。駐車場の警備員・トムに車を診てもらうが、やはりエンジンはかからなかった。しかもビルが施錠されていてしまい、外にも出られなくなってしまう。それを知り途方に暮れていたアンジェラは、直後、薬で何者かに眠らされる。そして気が付くと、そこには手錠をはめられた自分と、サンタ姿で微笑むトムがいた……。
夜のオフィスビル、誰もいない地下2階駐車場“P2”――この作品は、そんなごくありふれた場所から始まる恐怖と戦慄の物語。帰宅のために駐車場へと降りた1人の女性が駐車場警備員の魔の手にかかり監禁され、そこから逃げ出そうとする姿を、胃を締めつけるような映像と共に描いていく。いつも使う“当たり前の場所”が逃れられない地獄と化す様は、凶悪犯罪がどこでも起こりうる現代の社会事情を思わせる。暴力シーンはかなり残酷で、R-18指定を受けるほど。そうしたリアルな描写が、追い詰められていく女性の心理を鋭く伝える手助けとなっている。「エイリアス」のレイチェル・ニコルズの体当たりの演技も見どころだ。
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