ムッシュ・カステラの恋 (1999)
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偏屈なカステラ社長が恋におちた!ウィットとペーソスにあふれた愛すべき恋の物語。
カステラ社長は大切な契約を前に疲れ気味。経営コンサルタントのエリート社員は鼻につくし、一日べったりのボディガードもうっとうしい。英語の個人授業を押し付けられても受ける気なんて全くなし。ところがある夜、妻に連れられてきた舞台で主役を演じる女優を見てびっくり!それは彼の英語の教師クララだった。熱演するクララに心奪われたカステラ社長は、趣味も感覚も違う彼女に少しでも気に入られようと涙ぐましい努力をするのだが…。
これぞフランス映画の魅力をいっぱい詰め込んだ、粋で愛らしい作品!フランス映画界の黄金カップル、アニエス・ジャヴィとジャン=ピエール・バクリの「ジャクリ」コンビが手がけるエスプリの利いた脚本をアニエスが初監督。登場人物がそれぞれ抱える人生観、恋愛観をユーモアたっぷりに(本人たちはしごく真面目なのだが)描いている。
馬鹿にされても気づかないカステラ社長、人生に焦りを感じるクララ、恋に深入りできないボディガードのフランク、米国の恋人を楽観的に待つ運転手ブリュノ、そして自由を楽しみながらもフランクへの愛にとまどうウェイトレスのマニー。彼らが織り成す人間模様のひとつひとつがじんわりと胸にくる。クララの初日舞台をやさしく見つめるムッシュ・カステラに、恋って素敵だ!と思わず笑顔がこぼれてしまった。
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