動物、動物たち (1994) »ストーリー

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パリ国立自然史博物館に眠っていた剥製や標本たちが甦る!

世界最大の科学博物館と呼ばれるパリ国立自然史博物館。「進化大ギャラリー」はそのメインの展示場だが、1965年に公開が中止されて以来、4半世紀もの間その扉を閉ざしていた。しかしリニューアルオープンが決まり、4年にも及ぶ改修工事が始まる。研究室や倉庫に眠っていた動物たちの剥製や標本たちの修復が進められていく。そして大ギャラリーに並べられた動物たちは、生きているかのように行進を始めた。

『パリ・ルーヴル美術館の秘密』や『ぼくの好きな先生』で知られる、ドキュメンタリー作家ニコラ・フィリベール。その彼が1991〜1994年にかけて行われた、パリの「進化大ギャラリー」の改修を撮影したのが、このドキュメンタリーだ。一切のナレーションを廃し、人々の営みを黙々と撮り続けるタッチはいつもながらだが、本作では動かない動物たちの剥製も重要な出演者となっている。大きな耳が邪魔してギャラリーの入口を通るのに苦労するゾウなど、剥製たちは生きているかのようにユーモラスに映し出される。最後に動物たちはギャラリーに、何かに向かって行進していくように並べられる。その行き先を想像せずにはいられないだろう。


 

 


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