牡牛座 レーニンの肖像 (2001) »ストーリー

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ソクーロフ監督が描く、権力者レーニンについて

1922年、モスクワ郊外ゴールキー村。病床で静かに最期のときを待つ男がいた。ロシア革命を指揮し、ソビエト政権を樹立、史上初の社会主義政権確率への指導を行なったウラジーミル・レーニンである。1918年演説後に狙撃され、その被弾により健康を害し、数度の脳梗塞の発作に苦しんだレーニン。発作の後遺症で右半身は麻痺し、言葉もおぼつかなくなってしまった。見守るのは妻と妹ただ二人…。

本作は、ソクーロフ監督による20世紀の権力者に関する三部作の第二作目にあたり、共産党政権下のロシアで育ったソクーロフにとっては最も近しいであろうレーニンの末期に挑戦した問題作。自ら撮影も担うほどの力の入れようであり、完成後はカンヌ国際映画祭のパルムドール大賞候補となった。不可思議なセリフをドイツ語で語る医者、硬直した表情で刑罰史を病人に読み聞かせる妻、見舞いに訪れるスターリン…それらが退色したような画面の中で展開していく。(作品資料より)


 

 


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