あの空をおぼえてる (2008)
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もう一度みんなでおもいっきり笑いたい
明るい笑い声が絶えない4人と一匹の深沢家は絵に描いたように幸せな家族だった。10歳の英治と6歳の絵里奈の幼い兄妹が交通事故に遭うまでは。生死の境を彷徨った英治はなんとか一命を取り留めるが、絵里奈の短い生涯は残酷にも終わりを告げる。英治は事故直後に空を飛んだ不思議な体験を誰にも打ち明けられないまま、悲しみのあまり抜け殻のようになってしまった両親に笑顔を取り戻そうと健気に振る舞うのだった。
愛する者の死を受け入れるのは難しい。ましてその死に責任や負い目を感じていれば尚のことだ。10歳の息子の痛々しいまでの奮闘も虚しく、底なしの悲しみに沈み込んでゆく父親・雅仁を演じるのは、これが7年ぶりの主演映画となる竹野内豊。その妻・慶子に水野美紀。どれだけ涙を流しても、お互いを思いやる心があればきっと乗り越えられる。そんな家族のあるべき姿を通して、『非・バランス』『ごめん』の冨樫森監督が生きることの希望を描き出す。アメリカの作家ジャネット・リー・ケアリーの原作小説「あの空をおぼえてる」の持つファンタジー性も生かされている。主題歌は平井堅が書き下ろした「いつか離れる日が来ても」。
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