さよなら。いつかわかること (2007)
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戦争で母親を亡くした家族が、生きる希望を見い出す物語
ホームセンターで働くスタンレーは、二人の女の子の父親。母親は陸軍軍曹として、イラクに赴任中だった。長女のハイディは、父親のいない時に、こっそり戦争のニュースを見ていた。スタンレーは、母親を恋しがる娘たちとうまく接することが出来ず、いつもぎこちなく食卓を囲んでいた。ある日、妻が亡くなったという報せが届く。突然の妻の死を伝えることが出来ないスタンレーは、娘たちと小旅行に出かけることを思いつく…。
アメリカでは、イラク戦争で戦った人々の「その後」の人生が社会問題になっているが、本作は戦争で父親ではなく、母親を亡くした家族の再生の物語。主人公は、妻の死を子供たちに話すことが出来ない。それは、子供に話す以前に、自分自身が妻の死という事実を受け入れることが出来ないからだった。日本では、戦争で家族を亡くす(それも母親)ということにリアリティを感じられないが、アメリカでは少ないケースではないようだ。しかし、車で旅をしながら父娘の距離が近付き、心を開くまでの過程は、「分かる、分かる」と頷く人が多いのでは?全編にわたり、亡くなった母親の顔も戦地の様子も出てこないが、戦争を描いた作品と言っていいだろう。
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