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正木ひろしの原作『弁護士』(講談社刊)を、森谷司郎が監督した実話の映画化

昭和18年の冬、一人の鉱夫が警察で死んだ。死因に疑いがあるということで、弁護士の正木が遺族から、調査を依頼された。正木は死亡診断書に死因が、脳溢血とあるのを怪しんだが、警察や検事は死体を見せようともしなかった。正木は、そこに拷問死のにおいをかぎ、いかに戦時下とはいえ、官憲の横暴、残虐さに激しい怒りを覚え、この事件を徹底的に調査しようと決心したのである。調査するうちに、脳溢血という診断が、明らかに偽証であることがはっきりした。しかし、死体はすでに埋葬され、いかに弁護士とはいえ、警察の許可なくしてそれを掘り返すことは出来なかった…。

正木ひろしの原作『弁護士』(講談社刊)を、「日本のいちばん長い日」の橋本忍が脚色、「育ちざかり」の森谷司郎が監督した実話の映画化。撮影は「ドリフターズですよ! 前進前進また前進」の中井朝一。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)


 

 


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