コロッサル・ユース (2006)
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『ヴァンダの部屋』に続いて放つ、ペドロ・コスタ監督の衝撃作
古くからカーボ・ヴェルデ出身のアフリカ系移民が多く住む、リスボン郊外のフォンタイーニャス地区。住民たちは、再開発地域の近代的な集合住宅へと強制移住させられる。そんな移民労働者の一人で、34年この地区に住んできたヴェントゥーラは、突然、妻のクロチルドに家を出て行かれてしまう。途方に暮れ、荒廃した貧民窟と新しい集合住宅の間を行き来しつつ、彼が“子供たち”と信じる、ヴァンダやベーテ、レントたち若い住民を訪ね歩き、対話を重ねながら自分の場所を見出そうとしていく…。
鮮烈な日本公開となった『ヴァンダの部屋』から6年、ポルトガルの俊英ペドロ・コスタ監督が、再びヴァンダを登場させて彷徨える人々を描き出す。出演者には、ヴェントゥーラやヴァンダをはじめ、プロの俳優は一人もいない。すべてその地区の住人やペドロ・コスタの知人・友人たちである。しかしこの映画をドキュメンタリーか劇映画かを分類することは不可能であり意味がない。ペドロ・コスタにおいては、映画はドキュメンタリー/フィクションの枠を越え、人間についての、土地についての壮大な叙事詩となるのだ。(作品資料より)
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