パーク アンド ラブホテル (2007) »ストーリー

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ラブホテルの屋上の小さな公園が、街の人々のオアシスだった

くたびれかかったラブホテルを経営している艶子。ホテルの屋上には、小さな公園があり、町の人々に解放していた。とっつきにくく、無愛想な艶子であるが、公園はいつも老人や子供たちで賑わい、夕暮れ時に子供たちを家に帰すのに一苦労するほどだった。その公園に、髪を白く染めた見慣れない女の子がやって来る。大きなリュックサックを背負った女の子は、一目で家出少女だと悟った艶子は、「夕食を食べていけ」と無愛想に言う。

第17回PFFアワードで、審査員特別賞、企画賞、クリエイティブ賞の3賞を受賞した熊坂出監督の長編第1作。08年ベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭にも正式招待された注目の作品だ。屋上が公園となっている、ちょっと変わったラブホテルを経営している初老の女性・艶子と、そこにやってくる人々との交流を温かく描く。寂れたホテルの屋上にあるのに、毎日人で賑わう公園がステキだ。艶子を演じるのは、歌手でもあるりりィ。少ないセリフと無表情な顔で、孤独な老女を演じている。なかなか帰らない子供たちを「人間だったら帰りましょう」と追い払う、おばさんの不器用な優しさにじんわりとしてしまう。


 

 


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