大脱走 (1963)
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史上最大の脱走劇――男性娯楽映画の最高峰が、40年振りにスクリーンに甦る!
第2次大戦末期。ドイツ・サガン近郊の捕虜収容所に、連合軍の戦争捕虜が移送されてくる。彼らは過去に何度も脱走を試みた要注意メンバーばかり。その処遇に手を焼く独軍は、彼らを1ヶ所に集め、特別な監視体制で脱走を防ぐ計画だった。所内に入るやいなや周囲をくまなく点検し、脱走計画を練り始める男たち。過去17回の脱走歴を誇る米空軍のヒルツは、周囲を取り囲む鉄条網に監視の死角を見つけ、ボールを拾う振りを装って鉄条網に近づく。が、折悪く巡回兵に見つかり、到着早々独房送りとなるのだった…。
テクニカラーの緑原を往く独軍の車列。バーンステインの勇壮なマーチが高鳴り、“THE GREAT ESCAPE”の真っ赤なタイトルが浮かぶ。幕開けから1分、早くも武者震いが抑えられない。若き日のシネマ・ヒーローが一同に会し、捕虜収容所からの脱走劇を繰り広げる男性娯楽活劇の金字塔。あの伝説的作品がスクリーンに帰ってくる。本作が作られた1963年前後はアメリカ黄金期の晩年。以降、ハリウッドのスタジオ・システムは崩れ、こうしたスター・ムービーも下火になってゆく。
今見返すと、この大らかさや優雅さは夢物語のようだ。中でもスティーブ・マックィーンは不世出のスターの名に相応しく、その一挙手一投足で視線を釘づけにする。マックィーンもブロンソンもコバーンも、すでに世を去った。銀幕の中で彼らに出会える喜びを、多くの人に味わって欲しい。
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