白いカラス (2003)
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最高のキャストとスタッフが綴る、珠玉のヒューマン・ドラマ!!
2004/06/13 (日)
人間はしみを、痕跡を、しるしを残す。それがここに存在している、唯一の証なのだ。― フィリップ・ロス

ニューイングランドの歴史ある大学の教授として、確固たる地位を築いてきたコールマン。しかし、勇退を目前に彼の人生は大きく狂い始める。黒人学生に対する人種差別発言により職を追われ、妻は心労から命を落としてしまう。失意の中で彼が見出した希望は、偶然出会った、心に深い傷を持つ美しい女性フォーニアだった。良家に生まれながらも、義父の虐待や子供の死、夫の暴力を経験し、人生の苦悩から逃れられない彼女との出会いに運命を感じるコールマン。そして、彼は自らの全人生を賭けた秘密を告白する −自分は白人ではなく、黒人である、と・・・。
レイクショア・エンターテインメントの創立者であり、現会長でもあるトム・ローゼンバーグの熱意と、『クレイマー・クレイマー』の名監督ロバート・ベントンの文学的感性の出会いによって、ピュアリッツァー賞作家の、この素晴らしい小説『ヒューマン・ステイン』の映画化が実現した。ローゼンバーグもベントンも、最初からアンソニー・ホプキンスとニコール・キッドマンの共演しか頭になく、また2人とも30分ほどの会見で出演を快諾し、脚本に対して全く注文をつけなかったと言う。アイデンティティの境界を超越したいという、主人公コールマン・シルクの欲望に共感を覚えたというホプキンス、そして、役作りのために虐待を受けた女性のためのシェルターを訪れたというキッドマン。本作にかける、この両名優の熱意も、ローゼンバーグやベントンに負けじと劣らぬものだったようだ。
見終わった後、冒頭で紹介した、本作の原作者フィリップ・ロスの言葉が、非常に、非常に重く感じられて仕方なかった。

2004年6月19日(土)より、みゆき座ほか全国東宝洋画系ロードショー!!
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映画生活より『白いカラス』のマスコミ用非売品パンフレットを10名の方にプレゼントいたします!!
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- 当選者数
- 10名
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