海猿
(2004)
»今週のおススめ!映画
「潜水士」―それは、数少ない人命救助の精鋭に与えられる称号―
2004/06/06 (日)
ドラマ『白い巨塔』で若き医師の心の揺れを表現した伊藤英明が、海にまっすぐに挑む青年を演じる意欲作!
「潜水士」と聞いて、へえ、世の中には色んな仕事があるもんだ、と感心してしまった。しかしこの「潜水士」というのは、すべての海上保安官の中で、わずか1%の人間しか到達し得ない人命救助のエキスパートなのだそうだ。本作は、海難救助の最前線にして、もっとも死に近い職場「海」を舞台に、「潜水士」を目指す14名の若者たちを描いた物語である。
「潜水士」になるには、50日に及ぶつらく厳しい訓練を受けなくてはならない。仙崎大輔も、その訓練生の1人。潜水士は2人1組で救助に当たるが、大輔は主任教官の源に工藤とバディを組むように命じられる。常に足をひっぱる存在の工藤。しかし訓練が進むにつれ、数々の課題を2人で協力しあい、着実にこなしていくようになる。大輔は厳しい訓練も、仲間との友情があり、環菜と出会ったことで、乗り切ることができると思っていた。あの事故が起きるまでは……。
本作は「週刊ヤングサンデー」に連載され大好評を博し、累計120万部の売上を誇る佐藤秀峰の超人気コミックの映画化。主人公・仙崎大輔には、ドラマ、映画と着実にその活躍の場を広げている伊藤英明、ヒロイン伊沢環菜には加藤あい、相棒の工藤始には伊藤淳史を配している。また、海東健、香里奈ら様々な分野で活躍がめざましい若手実力派たちが競演、物語を熱く盛り上げている。また、「踊る大捜査線 THE MOVIE」などにも監督補として参加し、緩急のついた映像表現を得意とする羽住英一郎が初メガホンをとり、原作に流れる人間ドラマをより熱いものに仕上げている。
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