ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 (2005)
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本年度、アカデミー賞最有力作品!!
2006/02/13 (月)
伝説のミュージシャン、ジョニー・キャッシュと運命の女性ジューン・カーターとの愛の軌跡をみつめた物語!!

第63回ゴールデン・グローブ賞主要部門3冠達成!!
<ミュージカル/コメディ部門>
作品賞:『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』
主演男優賞:『ホアキン・フェニックス』
主演女優賞:『リーズ・ウィザースプーン』

(C) 2005 TWENTIETH CENTURY FOX
1950年代、エルヴィス・プレスリーやカール・パーキンスと共に、ロカビリーの黄金時代を築き上げたジョニー・キャッシュ。トレードマークの黒いシャツに反逆児のイメージをみなぎらせ、夜の闇のように深く響く声で虐げられた者たちの心の叫びを歌いあげた彼は、ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンの先駆的なアーティストとして、死後2年を経たいまもカリスマ的な人気を誇っている。

(C) 2005 TWENTIETH CENTURY FOX
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』は、そんな伝説のミュージシャン、ジョニー・キャッシュと、彼の2度目の妻となる運命の女性ジューン・カーターとの10数年におよぶドラマチックな愛の軌跡をみつめた物語。栄光の頂点でドラッグによる挫折を経験したあと、奇跡のカムバックを遂げるキャッシュと、世間に離婚を非難されながらシングル・マザーとして強く生きるジューン。音楽を通して強い魂の結びつきを得たふたりは、幾多の壁にぶつかり、すれ違いを繰り返しながら、10数年にわたって育んできたかけがえのない友情を、かけがえのない愛へと昇華させていく。そんなふたりが歩んできた道のりを、真実のドラマだけが放つ熱い感動に包み込んで描いた本作は、本年度アカデミー賞最有力候補の呼び声も高い“トゥルー”ラブ・ストーリーだ。

(C) 2005 TWENTIETH CENTURY FOX
ジョニー・キャッシュを演じるのは、『グラディエーター』でオスカー候補にあがって以来、演技派スターとしてめざましい活躍を続けているホアキン・フェニックス。最愛の兄の死のトラウマ、父親との確執、心の通わない妻との生活、そして、少年時代から憧れていたジューン・カーターへの満たされない思い。さまざまな葛藤にさいなまれたあげく、ドラッグに逃避してしまうキャッシュのやるせない心情を、これほどナイーブに、これほど共感たっぷりに演じられるスターは、フェニックスをおいて他にいない。さらに、ジューンの友情を糧に人生のどん底から脱したキャッシュが、アーティストとして再生の道のりを力強く歩んでいく場面では、ワイルドな魅力を爆発させ、画面いっぱいに骨太の存在感を輝かせる。そんなフェニックスと並び、アカデミー賞候補確実と噂されているのが、ジューン・カーターに扮するリーズ・ウィザースプーンだ。出世作となった『キューティ・ブロンド』シリーズでは、キュートなコメディエンヌぶりを発揮していた彼女だが、今回は、華やかなショウビズの世界にいながら決して自分を見失うことのない、地に足の着いた南部女性の役どころを感性豊かに熱演。女として生きるか、母として生きるかで揺れ動くジューンの内面をきめ細かく演じつつ、キャッシュに救いの手をさしのべる場面では、すべてを包み込むような温かさを発揮して、ドラマの感動をリードしていく。

(C) 2005 TWENTIETH CENTURY FOX
特筆すべきは、フェニックスとウィザースプーンが、劇中の歌のシーンをすべて自分自身で演じていることだ。ふたりは、『コールドマウンテン』でオスカー候補にあがった音楽プロデューサーのT・ボーン・バーネットの指導のもと、ロックンロール合宿に参加。ヴォーカルはもちろんのこと、楽器演奏のレッスンも積み、その成果を存分に演技にいかしている。とくに、ジョニー・キャッシュの特徴のある低音を見事にモノにしたフェニックスの歌いっぷりには、誰もが感嘆の声をあげずにはいられないだろう。

(C) 2005 TWENTIETH CENTURY FOX
監督は、アンジェリーナ・ジョリーのオスカー受賞で話題を呼んだ『17歳のカルテ』や、全世界で大ヒットを記録した新感覚サスペンス『“アイデンティティー”』で、高い評価を得たジェームズ・マンゴールド。90年代の初めからこのプロジェクトを温め続け、生前のキャッシュ夫妻と親交を深めながら脚本を練り上げていったマンゴールドにとって、今回の映画化は、まさに夢の実現と呼べるもの。キャッシュの歌の中に、彼の生きざまと愛を丹念にみつめていく演出には、マンゴールド自身の思い入れが溢れ、観る者の胸を熱くさせる。

(C) 2005 TWENTIETH CENTURY FOX
シンプルでリアルで、心に迫る。ジョニー・キャッシュの歌のテイストをそのまま踏襲する映像を作り上げた撮影監督は、マンゴールド監督と『“アイデンティティー”』でコンビを組んだほか、アカデミー賞5部門の候補にあがったロード・ムービー『サイドウェイ』でも高い評価を受けたフェドン・パパマイケル。プロダクション・デザインは『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』のデヴィッド・J・ボンバ、衣装デザインは『17歳のカルテ』のアリアンヌ・フィリップスが手がけ、40〜60年代の再現に腕をふるっている。音楽は、キャストたちの歌の指導にもあたったT・ボーン・バーネットが担当。彼の手によって選ばれた若手のシンガーたちが、エルヴィス・プレスリー、ジェリー・リー・ルイス、ロイ・オービソン、ウェイロン・ジェニングスなど、ジョニー・キャッシュとコンサート活動を共にした伝説のアーティストを演じているのも、大きな話題を呼んでいる。
2006年2月18日(土)より、テアトルタイムズスクエア他全国ロードショー
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