碧井ライト さん

碧井ライトさんのレビュー一覧

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235件中1-10件

  • 70点 愛情にあふれる。(0)

    2008年9月23日 to 崖の上のポニョ

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    (C) 2008 二馬力・GNDHDDT  監督:宮崎駿(声の出演)、山口智子、所ジョージ

     愛情に満ちあふれている作品。ここまで愛が深いと、鑑賞していて気持ち良くなる。
     これまでの宮崎駿作品に比べて、タッチやストーリー展開など、大人の鑑賞に堪えられない部分もある。しかし、本作で描かれる“愛”をよくよく感じると、子供よりも、愛情や優しさを忘れた大人へのメッセージであることに気付く。
     大人から子供へ与えられる愛がある。子供から大人へ与えられる愛もある。殺伐とした世の中だけに、本作で伝えられる愛が心に響いてくる。(Koji.H)(鑑賞日=2008.7.28 in TOHO Nagareyama)

     

     

  • 70点 素直に楽しめる。(0)

    2008年9月20日 to カンフー・パンダ

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    KUNG FU PANDA TM & (C) 2008 by DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.

     ジャッキー・チェン作品からのカンフー映画好き(ブルース・リーはストイックで苦手)。カンフー映画って、勧善懲悪がはっきりしていて、子供でも楽しめたけど、本作も同じ。
     太っちょパンダが、ひょんなことで(といっても、偶然ではなく必然)伝説の“龍の戦士”に選ばれ、色々葛藤しながらも、厳しい修行に耐え、強大な悪に立ち向かって行く。ここまでは、これまでのカンフー映画と同じ。
     本作で特筆すべきは、プラスもマイナスであっても、自分自身を受け入れ、ありのままの自分らしさを生かしていこうと試みる点である。背伸びせず、また卑屈にならず、“そのまんまの自分でいいんだ”と吹っ切れた時、潜在的な能力を含めて、実力を発揮できる気がする。
     作品全体に流れる、このメッセージを感じながら、お馴染みのアニメーションによるカンフー劇もあって、清々しさを感じさせる。(Koji.H)(鑑賞日=2008.8.23、in TOHO Nagareyama)

     

     

  • 60点 二兎追ってもいいじゃない。(0)

    2008年9月19日 to フライング☆ラビッツ

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    (C)2008「フライング☆ラビッツ」製作委員会

     幼少期にキャビンアテンダント(CA)に優しく接してもらった若い女性が、CAとバスケ選手をめざして奮闘する爽快ドラマ。
     主演・石原さとみは可愛らしさの中に、存在感がある。終始絶やさない笑みに癒され、魅力全開。その他のキャストもサブを含めて意外に豪華で、個性的で楽しめる。
     ストーリーとしては大仰な展開が少なく、淡々としているが、全体的に雑多な感があり、ちょっと物足りない。試合のシーンは緊張感あふれ、手に汗握るものの、試合に至るまでのプロセスが長いため、“スポーツものでスッキリ”を期待して鑑賞すると肩透かしを食らうかも。
     “好きだったら、二兎追ってもいいじゃない”という、主人公の素直な気持ちに共感する。(鑑賞日=2008.9.19、in TOHO Nagareyama)

     

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  • 90点 面白いんだから、しょうがない。(0)

    2007年8月4日 to ダイ・ハード4.0

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    (C)2007 TWENTIETH CENTURY FOX

     ブルース・ウィルスがあまり好きではなく、『ダイ・ハード』シリーズも、テレビ放映を観ただけ。それでも画面に目が釘付けになってしまうのは、本シリーズが面白いからだろう。
     初めて劇場で鑑賞した『ダイ・ハード4.0』も、ハチャメチャで期待を裏切らない。不死身のジョン・マクレーンに安心できるのもあるが、これだけメチャメチャにやられると、自分の頭の中で凝り固まったイメージや思考が壊されて、気持ちが良い。また、単純に悪人が成敗されるのもスカッとする。今は、変に複雑な作品が多いので、逆に新鮮である。
     シネフィルを自称していながら、本作に高得点を付けるのはリスクかも知れないが、面白いんだから、しょうがない!と開き直るつもりだ。(Koji.H)

     

     

  • 80点 無条件の愛がいっぱい。(0)

    2007年8月4日 to 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

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    (C)2007「東京タワー〜o.b.t.o.」製作委員会

     遅稿ゆえ、これまでレビューが遅れてしまったが、映画館でオイオイ泣いた、久しぶりの作品である。
     テレビでスペシャルドラマ化、連ドラになった、リリー・フランキー原作の今さらの映画化にも関わらず、食指が動いたのは、オダギリジョーと樹木希林の配役が妙だから。これは期待どおりである。若き日のオカンを演じた内田也哉子と、オトンの小林薫も、独特なキャラクターの雰囲気を醸し出す。キャストの勝利と言える。
     ここで展開されているのは、無条件の愛。「私は母にこれほど愛されていたか?」と自問自答してしまうほど、オカンは愛情深い。母の深い愛情を受けて育ったボクも、愛をもってオカンに接する。愛の好循環である。その周りに集まる知人、友人も素敵な人ばかりで、“類は友を呼ぶ”を実感した。
     今は親子関係で悲惨な事件が起きているが、母親そして子供にとって、親子には何が必要なのか。本作ではうまく表現されていた。原作は未読だが、映画でもメッセージが伝わってくる。(Koji.H)

     

     

  • 60点 海賊なら、支離滅裂でもいいのか?(0)

    2007年7月7日 to パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

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    (C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

     相性が合わないジョニー・デップ。なんとか共通点を見出そうと、何度もトライするが、やっぱり無理みたい。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズが代表作になってしまった点は、彼にとって不幸のような気がする。
     ウォルト・ディズニー・ピクチャーズにも関わらず、本作は痛々しいシーンの連続で、子供向けではない。しかし、人気がある。でも、親としては、小さい子供には観せられないし、自分自身も観たくない。ハチャメチャが売りとしても、ちょっとやりすぎである。ストーリーも支離滅裂だ。
     ただ、戦闘シーン、決闘シーンなどで、日頃のモヤモヤ感を解消したい人なら、オススメできるかも。キャプテン・ジャック・スパロウのおトボケぶりも健在だし、笑えるシーンも随所に挿入されている。最近、DVDで『ロード・オブ・ザ・リング』を再度鑑賞したが、オーランド・ブルームの美しさは当時が旬だろう。ワイルドなオーランドの方が合っている氣はするけど。(Koji.H)

     

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  • 90点 シュールな部分がいいんじゃないか。(0)

    2007年5月27日 to スパイダーマン3

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    (C)2007 Sony Pictures Industries,Inc. All Rights Reserved.

     久しぶりに鑑賞した作品が、『スパイダーマン3』で良かったと実感。1、2ともに劇場で鑑賞したが、エンタメ性は衰えるところを知らない。しかも、シュールな部分も多く、シナリオとしても面白かった。アメコミ作品って、どこか暗い影を背負わされているところがあるけれど、「自分の中の善悪を見すえて、悪を乗り越える」という普遍的なテーマも、しっかりシーンとして表現されていた。ある意味、シリーズで最高と言えるだろう。
     若手注目株を中心にキャストが豪華で、よく1〜3まで出演し続けられたなと感じた。ギャランティーもあるだろうけど、このシリーズを愛しているんだな〜とヒシヒシと伝わる。ダークなトビー・マグワイアには、ちょっと苦笑いしてしまったが、あれはあれでユニークだ。ジェームズ・フランコは本シリーズ以外、イマイチ役に恵まれていないが、さすがに好演している。
     自分を乗り越え、一段と強くなったスパイディーにもう会えないのか。(Koji.H)

     

     

  • 100点 映画も、サントラも最高!(0)

    2007年4月7日 to ドリームガールズ

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    TM & Copyright (C) 2006 by Paramount Pictures. All Rights Reserved

     久しぶりに文句なく感動した。3人の女性ボーカルグループ(モデルは、ザ・シュープリームス)の栄枯盛衰を描くもので、内容良し、音楽良し、テンポ良しの三方良し(?)で、満点を付けた。近年の洋画で100点は稀。
     アカデミー賞では主要部門のノミネートすら果たせなかったが、助演女優賞を受賞した、ソフィー役のジェニファー・ハドソンの演技は、やはり秀逸だ。彼女が主役という感じを受けたほど。当初、ビヨンセの演技が素晴らしいと讃えられたが、あくまでもシンガーとしての評価と解釈している。キャストは皆、ハイレベルだが、それでもジェニファーに比類するものはない。
     苦節はあったものの、彼女達は夢を掴んだだけ恵まれている。夢を掴んだことで、自分も周りも変化するのは必然。その変化から何を学び、自分らしく生きていくかが重要であり、本作はその1つのスタイルを示している。 (Koji.H)

     

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  • 90点 裁く側がまず襟を正せ。(0)

    2007年4月6日 to それでもボクはやってない

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    (c)2006-2007 フジテレビジョン アルタミラピクチャーズ 東宝

     傑作だとは思うが、後味の悪い作品である。痴漢の冤罪をテーマにしているが、そこから日本の社会構造、リーガルマインドを含めた法制度、人間性にまで対象を広げ、鋭い矛先を向ける、周防正行監督の渾身の一撃である。
     『Shall We ダンス?』から11年。待った甲斐は十分にある。綿密な取材、勉強の成果が凝縮されているのは、法律を知らない人でも一目瞭然だ。このタイトルから想像し、軽いコメディのノリで鑑賞するなら、打ちのめされるだろう。悪く言えば“お堅い”、良く言えば“かなり見応えがある”。
     加瀬亮は好きな役者だが、主役には物足りない。ただ、冤罪者役はマッチしていた。安定した演技の役所広司は秀逸。他のキャストも皆、味がある。
     狭義の意味で、陪審員制度スタートとは直接、関係が無いように思える。しかし、法を守り、守らせる側に、正義から懸け離れた人が立っているのは問題。近年、一連の報道で、本作の内容がフィクションでないことは明白。(Koji.H)

     

     

  • 80点 エンタメ&スピリチュアル。(0)

    2007年3月20日 to 世界最速のインディアン

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    (c)WFI Production Ltd.

     ワイフは絶賛していたが、個人的には佳作の域。アンソニー・ホプキンス演じる63歳のバートが改造バイク・インディアン号で世界最速記録に挑戦する、実話をベースにした感動作。何歳になっても夢を追い続けることの大切さを教えてくれる。また、初対面でも人々を明るくする少年のようなバートの周りに素晴らしい人々が集まる様は、“類は友を呼ぶ”に相応しい。
     ストーリー自体は面白いものの、あまりにも淡々と進んでいく展開に、ちょっと物足りなさを感じる。また、アンソニー・ホプキンス以外のキャストがあまり有名でなく、スペシャリティに欠けているのが残念。もちろん、有名俳優が出ていれば良いというわけではない。しかし、本作はエンタメ作品であると考えており、少しはメジャーキャストを揃えて欲しかった。
     夢に向かうバートに神様が手を差し伸べている。それが何だか嬉しくなる。エンタメ作品と書いたが、とてもスピリチュアルな作品でもある。(Koji.H)

     

     


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