ゴロにゃ〜ゴ伯爵 さん

ゴロにゃ〜ゴ伯爵さんのレビュー一覧

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107件中1-10件

  • 60点 天使の宿題(0)

    2005年3月20日 to 嘆きの天使

    堅物の先生が妖艶な歌姫に本気で惚れて「コケコッコー」になっちゃう話。マレーネ・ディートリッヒが残念ながら、顔と体が綺麗に見えないので、見せ所の歌うシーンもその足も魅力的ではなかった。ただし、物を落としてその足の周りを探すシーンはどぎまぎした。

    前半に出てたピエロの格好したどーでもいいおっさんがキャバレーの中で絶えずフレームに入ってるのが受けた。ゆっくりと被写体から離れてくカメラワークが心に残る。

     

     

  • 60点 タッカーは一瞬アナの胸を見た。(0)

    2005年3月7日 to ドーン オブ・ザ デッド

    画像

    (ある場面にて)あれほど走れるのに接近戦だと赤ちゃんをあやすように腕が縮こまって手をばたばた震えるヘボさが良いね。KABA.ちゃんあたりのおかまちゃんがやりそうな覚束ない手の動作。この種のヘボさは主人公が夫に襲われた時と妊婦が襲われた時も見受けられた。結局、最初の少女ゾンビが一番怖かった。あれにはかなり動揺したが、後はなだらかに失速しました。

    基本的にバカばっか。例えば救急車に飛ばされる近所のおっさん。銃という凶器よりも自動車(救急車)という凶器が怖いと告発した瞬間でもある。野次馬的テレビクルーを殺したのは痛快でよろしい。

     

     

  • 60点 『秋ソナ』観た?(0)

    2005年3月7日 to 秋のソナタ

    出会うことで何かを期待している母と娘。自分がやってきた事とやられてきた事を忘れて、何かを期待してしまう・・・そして、また繰り返し。女の親子関係を描いた映画を初めて観たけど、普段考えもしない事だったのでそれなりに面白かった。
    異性の親が不倫する事に対してはその親に怒りを覚え、同性の親が不倫する事に対しては異性の親への同情を覚えるの。『春のソナタ』、『秋のソナタ』、そして『冬のソナタ』(TVだけど)はある。残るは『夏のソナタ』のみだ。

     

     

  • 100点 「三木義明様 二の砦の大将様」(0)

    2005年3月6日 to 蜘蛛巣城

    千秋実の口半開きの演技に笑いそうになる(別に笑いを狙ってる場面ではない)。三船敏郎の有名な矢のシーンで目を思い切り見開く所は演技してるな、と思わせるけど、目を瞑っちゃってる所はマジでびびっているんだな、と思った。
    山田五十鈴はもはや誰も止められない。夫の欲を巧みに引き出し仲間を蹴落としてまで下克上を勝ち残ろうとする悪妻。彼女は断片的事実を基にある推論を構築する。後は信じるか信じないかしかない。それだけで人生は刹那。しかし、大きな力の前では全てが無力。これが更にむなしくさせる。難攻不落の城さえも跡形も無く消え去る。観終わってから最初のシーンを思い出しながら、その後の事を思うとこの映画は完結する。

    役者の演技は物の怪の老婆(浪花千栄子)の喋り方、三木義明(千秋実)の顔、浅茅(山田五十鈴)の全て、そして鷲津武時(三船敏郎)の浅茅と対照的な演技が見物。

     

     

  • 80点 ぶっちゃけた話(0)

    2005年3月6日 to 祇園の姉妹

    おもちゃ(山田五十鈴)が「ぶっちゃけ」と喋ったのに驚きました(「ぶっちゃけ」の起源は一体いつどこなのか)。この「ぶっちゃけ」おもちゃはんは素晴らしい交渉術を持っています。適度に嘘を吐いて望ましい回答を得るその手法が功を奏するものの、ぶっちゃけ過ぎがぶっちゃけ反感を買ったりもします。山田五十鈴は『蜘蛛巣城』でもぶっちゃけ過ぎでこれまた素晴らしいキャラクターです。
    古沢はんは金持ちだった面影すらなくなってる。そこが権力有り無しで人格が変わってしまう恐ろしさよ。オープニングは軽やかな音楽が流れて、全体的に明るい。68分くらいの短めの作品です。

     

     

  • 90点 微笑み(0)

    2005年3月5日 to イノセンス

    人物の2次元の描き方と背景の3次元化を突き詰めた描き方の融合で人物が2次元なのがかえって立体的に見える仕掛けを目の当たりにして、それだけで満足してしまうくらいの衝撃。
    「ファイナルファンタジーZ」のポリゴンキャラが画面に登場した時くらいの衝撃です。キャラの体は実写に近くなりながら誇張されて、その時は2次元と3次元の融合を感じました。
    登場人物で気に入ったのは草薙素子(少佐)とハラウェイ。少佐のバトーの質問に対する回答に微笑みましたし、ハラウェイの煙草を持ったまま数秒間微動だにしないカットに微笑みました。あと、役立たずのトグサも好き。

     

     

  • 30点 くどいけど、観れた(0)

    2005年3月4日 to あずみ

    殺陣の撮り方は良かった。ただし、演者に魅力が欠けてたため、何回も殺陣のシーンを観ては飽きる。演者に魅力が無かった理由の1つが画面から演者の本気が伝わって来なかった事による。上戸彩の性格と演技力に合わせて、あずみの性格を変えても良かったと思う。上戸がCoolに感情を露わにさせず演じたら、もっと観れたか。

    作品として統一感がなかった。殺陣を見せたかったのは分かるけど、今一観客を乗せる演出が殺陣に喰われてる印象。

     

     

  • 70点 無いと有る(0)

    2005年3月1日 to 南部の人

     これはかなり田舎を感じることができます。田舎の若者が都市に憧れるのも無理もない。田舎には何もない。より正確に言えば、慣れが何もないかのように感じてしまう。逆に言えば、都会の人間から見れば色んなものがあるように感じる。「どっちがいいのか」は価値観によるけど、結婚披露宴でのはしゃぎっぷりを観て、娯楽が普段少ないため、より爆発するんでしょうとの思いに至った。
     酒場での娯楽に対するジャン・ルノワール監督の“回答”は笑える。隣の家の娘も身内があんなのしかいなくて、出会いが少ないと来れば、あの主人公に惚れてしまうのでしょう。

     

     

  • 30点 そりゃ笑う(0)

    2005年3月1日 to 有頂天時代

    フレッド・アステアという名前のイメージから、相当な二枚目かと思ったら、痩せ型の普通の人でした。唄ってる最中で白目むいてるシーンに軽く引きながら、後半の展開と真相で余りのバカさ加減に笑った。ダンスの場面がかなり引きの絵だったので印象に残った。

     

     

  • 80点 雨の作法(0)

    2005年2月28日 to 浮草

     大映で撮ってるから、いつもとちょっと違うようにやろう意識してたんじゃないでしょうか、小津監督は。画面左から入ってくシーンが多いし、嵐駒十郎とすみ子のツー・ショットでは2人の距離が近いし、そんな中で「一番違うかな」と感じたのは何と言っても雨でしょう。結構な見せ場で雨を降らせていましたが、そうでなくとも、雨自体映ってない小津作品がほとんどではないか。どうしたって雨に注目せざるを得ない。しかも、その雨が見事に制御されている。
     この小津の雨の構図を観た時、私は盆栽を思い出した。自然を人為的に作り上げる手法は日本的といっていいかも知れない。雨が映ってる主なシーンの1つは部屋の窓という枠内で雨が制御されている。もう1つは屋根と格子という枠内で制御されている。黒澤明監督と比べると雨の扱い方の違いが一目瞭然。雨を思い切り降らせて、それを撮る黒澤と雨を思い切り降らせるけど、それを抑制させて撮る小津。雨1つとっても2人の表現の志向の違いが分かるのではないでしょうか。
     雨の降り方に関しては地面に対して垂直に落ちるどしゃ降り。そして、部屋の窓から見える雨の量の半端ないこと。その理由の1つには雨が映る範囲が少ないから、一層雨が強調されていると思いますが、一度雨マニアならば見て損はない。

    オーディオコメンタリーもアットホームな感じで面白い。小津安二郎と宮川一夫で一体どう撮ったのか、が垣間見えます。

     

     


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