理屈屋 さん

理屈屋さんのレビュー一覧

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1569件中1-10件

  • 90点 激!感動的、B級アクションエンターテインメントッ!(0)

    2008年1月8日 to キル・ビル

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    二度見る気はしないけど、結構面白かったと言って良いと思いました。
    こういう映画は、考えて見ちゃいけません。
    「すげ―」とか「うひょーっ」とか言いながら見れば、そこそこいい出来の映画だと思います。
    これから見ようという人は、その辺に気をつけてください。
    作品自体は「いい作品だ」と評価できると思いますよ。

     

     

  • 80点 人間関係に注目です!(0)

    2007年10月17日 to ロープ

    いやっ、この作品は実にスリリングな心理サスペンスになってまして、実に面白いです。
    実時間と映画内の時間が完全に一致しているリアルタイム制や、一つの部屋の中だけで展開する演劇的作りであるという特徴も興味を引きますね。

    ハーバード卒のエリート、ブランドンというイヤラシイ男が主人公なんですが、この男が自分のような優秀な人間は道徳を超越していると考えているんですな。だから何をやっても許されるのだと。
    で、同じくハーバード卒の優秀な学友、フィリップを誘って、それを一つ証明してやろうじゃないのということで、同じハーバード卒のデイヴィッドという名の男をロープで絞殺するところから物語が始まります。

    で、それで止しときゃ良いのに「自分達は優秀だから、愚かな一般人には自分達の殺人を見破れない」みたいな論理でもって、殺人現場のその部屋に死体を隠したまま、パーティーを開いちゃうから大変なことに…。

    いやいやいやいや。
    パーティーに招かれたお客たちは、すぐ側に死体があるとも知らず、そこが殺人現場だなどとは夢にも思わず、いろいろ意味深な会話を展開したりして、見てるこっちはハラハラドキドキしちゃいます。

    面白いんですよ〜。
    お客達との会話の中で様々な人間関係が明らかになったりして「ブランドンがデヴィッドを殺した理由って、もしかして…?」な〜んて思ったりしてね。

    この物語で探偵役で登場するのが、ジェームズ・スチュアートさんで、主役は彼というところなんでしょうが、恐らくほとんどの人が、冷酷非情で嫌味なエリート野郎である殺人者のブランドンの方に感情移入しちゃうと思いますね。
    「あっ、マズイ、バレるぅ!」みたいな。

    面白いです。
    傑作心理サスペンスです。オススメです。

     

     

  • 50点 話がメチャメチャ浅いっすよ(0)

    2007年10月16日 to パプリカ

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    え、人の夢に入っていけるって機械が完成して、精神治療の現場で既に使われているって設定の、かなり未来と思われる物語です。

    で、その機械、「DCミニ」っていうんですがね、盗まれちゃうんですね。いやぁ、誰が何の目的で盗んで、どんなことになっちゃうんだろー?とか思ってると、とりあえず分けわかんない展開をして「テキトーに締めちゃいましょうか」みたいな締め方をされてですね、「結局そっちの物語かよーッ!!」みたいな結末になっちゃうんすよぉ。

    おいおい、そんな話をするためにDCミニッ???

    とか思っちゃいました。


    とある映画少年の夢と、とある科学者の愛についての物語でした。
    チャンッチャン、みたいな。

     

     

  • 80点 テロに遭っても文句を言えない気分になります(33)

    2007年10月16日 to ダーウィンの悪夢

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    タンザニアはビクトリア湖の湖畔の村での話でした。
    1日だか1ヶ月だか忘れましたが、500トンの魚が獲れるんだそうです。
    んで、その村の人口が何人だかは知りませんが、飢餓で死んだり、食べ物を奪い合って殺し合ったりということが行われているそうです。

    なんでそんなにたくさんの魚が獲れるのに、村人が餓死したり飢えのために殺し合わなきゃならないかというと、その魚はヨーロッパの国や日本にほとんど全部輸出されしまい、地元の人々は基本的に食べられないからだそうです。

    もしタンザニアの、あの村の人々が教育を得て、世界を見、このカラクリを知って、ヨーローッパや日本を憎み、テロ攻撃を行ったとしても、私は個人的に文句を言えない気がしてしまいました。

    いや、資本主義ですからね、ちゃんとお金を払って魚を買ってるだけなので、「何が悪いッ!」と開き直っても良いんでしょうけど、ちょっとそういう気にはなれないほどの映像を見てしまいました。

    他にも武器や戦争の話や自然破壊の話やストリート・チルドレン、売春、エイズなど、様々なことが語られていまして、確かに誰のせい?何が原因?などと突っ込んだ調査もせず、具体的な情報は提示しませんし、そういうつもりもないように感じはしますが、「おれぁ、知らねぇ、かんけーねぇ」とは言い難い気持ちにはなるでしょう、たぶん。

    かなり威力がありました。

     

    共感:2人

     

  • 70点 末期的アメリカ家庭の姿なのだろうか?(0)

    2007年10月15日 to イカとクジラ

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    いやー、思いっきりドンヨリとした気分になってしまいます。
    「アメリカの家庭って全部こんななの?」って思って、全てのアメリカの子供達に同情してしまいます。

    両親が身勝手過ぎますね。
    ヒドイです。

    「子供のために自分を犠牲にしたくない」ってことなんでしょうけど、個人主義もここまで来ると倒錯していると確信するに至りますよ。

    昔、学校の先生が「夫婦はひとつのおにぎりを分け合って食べ、親子は、親は食べなくても子に食べさせる、そういう関係だ」と仰られていたのを印象強く覚えていますが、アメリカの親たちに聞かせてあげたい気分になります。

    何より恐ろしいのは、こうして両親の愛を知らずに育った子供達がやがて大人になり、親になって、どうやって自分の子と健全な親子関係を築いて行くのだろうか?という疑問ですね。
    ひたすらに暗くしか感じられない未来に、思いっきりドンヨリした気分になってしまいます。

    イカとクジラの戦いが恐いです。
    なんというか、別の意味で本当に恐い戦いでした。

     

     

  • 70点 悪女か?聖女か?(0)

    2007年10月15日 to インディアン・サマー

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    夫殺しの容疑で死刑を求刑されている女性の被告人と国選であるにも関わらず、無実と信じる彼女のために必死の弁護を展開する正義感溢れる弁護士とが、いつしか恋に落ち、皮肉な定めに翻弄されるってな感じのラブ・ストーリーです。

    「私の弁護をしないで。もう死なせて。希望なんて持ちたくないの」な被告人に、「君は無実だ。ボクがそれを証明する」な弁護士との恋に対して、裁判は実は単純でない展開を見せ、「インディアン・サマー」な結末に涙しない観客はいない、みたいなお話ですよ。
    雰囲気に酔いつつ見ると、素直に泣けて面白いと言えるでしょう。

    ただ、私的にはちょっと素直に泣けない部分がありまして、被告人は「聖女?それとも…」という疑問が残ってしまうのでありありました。

    そこそこ良い作品ですので、ご覧になって損はないと思います。
    そしてこの作品をご覧になった方と「被告人は聖女?それとも…」という点について議論したかったりしますね、実は。

     

     

  • 90点 こういうのが良い映画なのかも(0)

    2007年10月15日 to 世界最速のインディアン

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    (c)WFI Production Ltd.

    しみじみ良い映画だと思いました。
    死を身近に感じ、偏見だとか欲望だとか余計なものに振り回されることがなく、自分がこの世に生を受けた意味を見出せるような何かに出会い、そして納得の行く結果を出して静かに世を去っていくような人生を生きたい。
    しみじみとそんな無欲で、率直で、人を和ませる、そういう日本で言うと宮沢賢治みたいな人を描き、「自分もそうありたいなぁ〜」と激しくかつ静かに共感させてくれる物語だと思いました。

    確かに「良い映画だったなぁ〜」と見終わった時に感じるんですが、感想を書こうとして内容を思い出そうとした時に「これッ!」って言いたくなるような、突出した事が思い出せないんですよ。オートバイの最高速の世界最速記録に挑戦ッ!とかいうのが、敢えて言うとそれにあたりそうなんですが、そのことがこの物語で「スゴイっ!」って感じたことの最高峰ではないんですよね。「そんなことではなくてね…。」と言いたくなることですね、記録というのは。

    とにかくこの物語の主人公の在り様に激しく感動したのに、それを「スゴイっ!」って感慨が伝わるように、感想を言葉で、文字で伝えることができないんですよ。

    「あぁ、こういうのが映画的に良い映画と言うのかな?」という感想を持ってしまいます。

    具体的にどこが良いのかをお伝えできなくてすみませんが、オススメできる作品だと強く思います。
    よろしかったら、見てみて下さい。

     

    共感:1人

     

  • 50点 もの凄い観念的な世界を、異様に生々しく(0)

    2007年10月13日 to ストロベリーショートケイクス

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    「う〜ん」と首を傾げたくなるような、現代の悩める女性を観念によって作り出し、それを異様なまでの生々しさによってリアルに見せようとしているかのような違和感を、私は感じてしまいました。

    今時の若い女の子って、あんななの?
    喩えだよねッ、アレ。「喩えだ」って、言ってって感じ。

    あれがリアルだとすると凄い病んでるねぇ〜、みんな。ビックリって感じです。


    個々の描写が異様に生々しいのに、彼女らが置かれている状況についての表現は非常に観念的なのには、本当に参ってしまうくらいの違和感を感じてしまいました。

     

     

  • 60点 これが本来の人間の生き方だぁ〜(3)

    2007年10月13日 to サウスバウンド

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    (C)2007「サウスバウンド」製作委員会

    はい、微妙な印象の作品でした。
    面白いと言えば面白いかもしれないし、つまらないと言えばつまらない感じもする。

    もっとはじけたオヤジのハチャメチャ・コメディーを想像していたのに、ジメッと深刻な状況からなかなか抜け出せず、遂には現実逃避?みたいな結論になってしまうかのような、妙にファンタジックと深刻とが同居した、微妙な印象のお話です。

    ただ、基本的に「アタシったら「何で、こうでなければならない」って思い込んでたの?」みたいな疑問を抱かせてもらえたり、「これが人間本来の生き方だぁ〜」と叫びたくなったりはするかもしれませんね。

    そうですねぇ〜、60年代の学生運動の記憶がある、という人がこの作品の想定する視聴対象なのかなぁ〜っという感じがします。

    くどいようですが、はじけたオヤジのハチャメチャ・コメディーではないと思いますね、ご注意を!


    喫茶店に飾ってある肖像写真(少なくとも2ヶ所!)を見て笑ってしまいました。
    何て名前の喫茶店なんでしょうねぇ、あの店。

     

     

  • 70点 面白うて、やがて悲しきツワモノたちが夢の跡、って感じ(0)

    2007年10月12日 to 今宵、フィッツジェラルド劇場で

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    (C)2006 Powdermilk Pictures, LLC. All Rights Reserved.

    物語の作り的にですね、三谷幸喜監督の「ラジヲの時間」と「THE 有頂天ホテル」を足して、アメリカのフォークソング(日本で言えば演歌みたいな歌ですな)をふんだんに盛り込んだ、ミュージック・コメディみたいな感じでしたね。
    コマーシャルが入るのがイイですね、ラジオの生放送で。

    陽気で明るく、くだらなくて笑っちゃう、でも、ちょっぴりセンチになってみたり、人生をそこはことなく思わせられたり…。

    とてもいいかんじの作品でしたね。
    「今日でオシマ〜イ」ってことが醸し出す、なんとも言えない雰囲気がこの作品の魅力ではないでしょうか。


    あの、バッド・ジョークが好きだなぁ、ボクは。

     

     


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