なかむら さん
なかむらさんのレビュー一覧
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49件中1-10件
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バディムービー復習週間 その1(0)2008年7月4日 to 48時間
明日から公開の『ホット・ファズ』を楽しむためにバディムービー復習週間。
突然はじまる殴り合いのシーンや、バスとのカーチェイスなどなど、観客を飽きさせないイベントが盛りだくさんですが、ニック・ノルティの演技が舞台並みに力が入りすぎてるのと、エディ・マーフィーの演技がまだまだ硬くて、イマイチのれませんでした。
印象に残ったシーンは、エディ・マフィーが犯人の原住民に銃口向けるところ。銃相手(でも手が震えてる)にナイフで応戦しようとする妙な肝の据わった感は、彼じゃないと表現できないですね。ずーっと「なんで犯人が原住民なんだろ」と思っていたんですけど、そのシーンでちょっと納得。でも、その直後はね、まあ悪役ですから。 -
どの人物の気持ちもわかるから若干微妙(0)2008年7月2日 to JUNO/ジュノ
パンク好きで個性的な高校生JUNOと、
そんなJUNOに振り回される男の子、
JUNOを心から愛する父親と、
十代の妊娠に理解ある継母、
どうしても子供が欲しい上流婦人と、
その夫で作曲家の30歳男性。
JUNOは妊娠のことを「料理する」と表現しますが、この映画もいろんなタイプの人々をうまく料理した映画だと思いました。
JUNOの思わぬ妊娠によって出会うはずのない人々と繋がり、それぞれの性格を以って関係に変化が生まれます。それらの動きがすんなりと納得できるほど、個々のパーソナリティーがしっかりと描写されていて、誰の気持ちにも共感できる。
だからこそ、なにかを選択すればなにかを捨てるのことになる当たり前の事実を捨てられる身になって考えてしまい、若干微妙な気持ちになりました。
映画館には「JUNOかわいー」なんて間抜けなポスターがありましたが、この映画は単なるJUNOの成長劇なんかじゃないですね。
スパイスだけでは料理にならない。
いろんな人との関わりがあるから“人生”なんだ。
そう思いました。 -
「沈んだ船じゃなくて未来に投資しろ」(0)2008年6月26日 to エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ
『アビス』に続いて『タイタニック』を監督した海洋フェチのジェームズ・キャメロンが、取材先の海洋学者から言われた「沈んだ船じゃなくて未来に投資しろ」という進言に感銘を受けて取り掛かったという海洋先端研究。
太陽光が届かず、猛烈な水圧の中、食料も乏しい環境の深海に生きる生物を研究することで、宇宙の生命体の可能性を探る。海洋学者だけでなく、NASAなどの宇宙生命体を探索する専門家が集結し、持てる知識を総動員して地球の中の宇宙に飛び込むドキュメンタリー。
エンタメ映画のスクリーンで繰り広げられる神秘的な背景と奇奇怪怪な生物達が、ドキュメンタリー映画で観られるなんて思ってもいませんでした。いやー地球って奥深い!
そして、ジェームズ・キャメロン!『タイタニック』で稼いだ大金を学生や専門家などとの共同研究に投資するなんて、実に有意義なお金の使い方!
キャメロン監督はこれまで4回結婚していて、2回目の奥さんであるプロデューサーのゲイル・アン・ハードと離婚する時に『ターミネーター』の権利を1ドルで売ったとか、ずっと事実婚のままでいたリンダ・ハミルトン(『ターミネーター』のサラ・コナー役)と円満に別れるためにわざわざ結婚して『タイタニック』で得たギャラを慰謝料に積んだ(その後、『タイタニック』に出演した女優と結婚)とか、太っ腹な逸話はいくつかありますが、まさかここまでとは! 男気あるれる彼にますます惚れました。
でもひとつだけ難をあげると、唐突に海底画面に架空の生命のCGを被せてくるところ。それまで地球のものとは思えない生物を映し出していたのに、そんなことされると全てがウソに見えてしまう。ドキュメンタリーにファンタジーは不要でしょう。
このサイトにある上映時間と、私がDVDで観た時間が大幅に違うので調べてみたら、劇場上映時間47分に対し、DVDはロングバージョンで99分とな。家で観て「劇場で観たかった!」と思ったものですが、DVDのほうがお得なのかも。 -
だんだん良くなる不思議(0)2008年6月22日 to デート・ウィズ・ドリュー
「リスクを冒さない人生は浪費」というドリューの格言からスタートする企画モノドキュメンタリー。
ゲーム番組で当てた懸賞金1100ドルを元手に30日間で憧れのセレブ、ドリュー・バリモアとデートしよう!とボンクラ青年が立ち上がる。
冒頭で「リスク」というわりには、自分の財産を切り崩しているわけでもないし、元々無職なんだから暇ならいくらでもある。それってちっとも「リスク」なんか冒してないじゃんか!
とまあ、嫌な印象からスタートしましたが、いやいや、雲の上の存在の女優に会うためにこーゆーアプローチがあるのか!と呻るほどアイデアが豊富。
一番目を見張ったのは青年の外見。はじめはただの毛深くて喧しい男にしか見えなかった青年が、友人の意見に耳を傾けて自分磨きに取り掛かることで社交的なイケメンに見えてくるから不思議です(最後のあたりではコリン・ファースそっくりに!)。
途中、ギリギリアウトなシーンもありますが、彼には理解のある良き友人が何人もいたから成し得た偉業。同じ企画を独りでしようとすると「ストーカー」になるので注意です。 -
命取りの汗(0)2008年6月20日 to トータル・リコール
2084年の地球と火星を舞台に、火星の夢にとり憑かれた男が不意に蘇った記憶を巡って“もう一人の自分”と対峙するSFアクション映画。夢と現実の区別がつかず、パラノイア状態に陥る主人公を見て「ディックっぽいなー」と思ったら、やはし彼の短編小説が原作でした。
中学生の頃に一度観てますが、テレビで放送されてたのでもう一度鑑賞。いやー意外と細部まで憶えていた自分にビックリ&見せ場が多い映画だったなあとしみじみ思いました。汗のシーンなんて「おっさん、汗!汗!」って声援しちゃいました。あとは「2週間よぉぉぉぉ」とか「心を開くんダー開くんダー開くんダー」とか、目玉がボーンとか名場面が満載ですね! シーンを追うごとに蘇る記憶を元に「次くるで!」と身構えながら観ました。いやー楽しい!
ラストのスイッチもただ掌合わせればいいだけの親切設計なのもイイ!普通はパスワードや複雑な機構があるのにね!
1990年製作のSF映画なんで、当時想定した未来図に結構感慨深いものがあります。なぜかオッサン風のロボットが運転するタクシーはありませんが、電車でテレビなんてもう山手線や中央線にありますよね。JRの担当者はこの映画を観たんでしょうねー。 -
イライラするなー(0)2008年6月19日 to クローザー(ファースト・シーズン)
凄惨な殺人現場の描写に捜査陣の絡まりあった人間関係、スピーディーな展開……とまぁ、『CSI』に始まるプロ刑事ドラマの亜流の内としてはなかなかの出来なのですが、いかんせん主人公に魅力がないでつ。
私が観たパイロット版は、ヘッドハンティングされてきた主人公ブレンダが周囲の古参刑事の苦い目に晒されながらも見事に事件を解決するストーリー。ブレンダ本人のキッツい性格についていけない周囲との対立を余すことなく描いていますが、なぁんかただの嫌なババアにしか見えなくてイライラしっぱなしでした。
タイトルの『クローザー』とは事件を締める人という意味らしく、主人公ブレンダはCIA仕込みの尋問術でバッサバッサと片していきます。だけど、それが爽快かと言えばそうでもないんですねー。犯人のヒントとなる伏線はそれこそ初めのシーンから織り込まれていますが、彼女の推理の動きがちいっとも現われず、尋問シーンの台詞で初めて明かされる。これじゃ視聴者が推理を解く楽しみがないですねー。
それに尋問シーンではあまりにも犯人が早々にゲロっちゃって呆気ないです。
あのおばあちゃん風の口元に目がいって集中できないので、ボトックスいっぱい打って普通の唇にして欲しいです。 -
ニンジン持った大根(0)2008年6月13日 to シューテム・アップ
いつもなら90点くらいつけそうなバカ映画ですが、先週観た『ランボー4』で壮絶な肉体破壊を目の当たりにしちゃったせいで、ドンパチだけでは正直物足りなく感じました。先にコレ見とけばなあ…と、とにかくタイミングを呪った次第でつ。
観たことあるシーンが満載で、その手の映画好きにはたまらないサービスにちょっと嬉しかったり(ヘリのプロペラとか)。
状況説明を登場人物の会話で済ます手法はバカ映画の鉄則ですね。バカには誤解の余地がなくていいもんです。しかしまあ、クライヴ・オーウェンもモニカ・ベルッチもいい俳優なのに、今までの作品では見たことないくらいの大根演技。たぶん自問しながら演じてたんだろうなぁ…。
あと、撃たれた人たちの反応が全員一緒!傷口押さえて「ウっ!!」!! ベタベタでいいですね!!
そんな方いるかわかりませんが『ランボー4』と『シューテム・アップ』のどちらを先に観るか迷っていたら、こちらを先に観ることをオススメします。
ところで、映画の中盤でボスに懲らしめられるチンピラがいますが、彼って最初のシーンでニンジンドリルで殺られちゃったんじゃないんですか? -
まいった。もう観たくない。(0)2008年5月26日 to ブラックブック
すべての台詞とシーンが絡み合っていて、一切無駄のない壮大なストーリーでした。それでいて、バーホーベン印はしっかりと刻印されてるってのが、ファンとしてはうれしいところ。
また観たいかというとNOだし、将来自分の子供に観せたい作品かというとそれもNOなんだけど、この映画のインパクトは忘れたくても忘れられません。
戦争映画というと愛する人の命を奪われる理不尽な境地に共感ポイントを持っていくのがセオリーです(よね?)が、こうも人間の闇をごく自然に描き出した映画は、まだ出会ったことがありませんでした。
つくづく戦争は恐ろしいと感じた一作です。 -
「すんげえ楽しいぃ!!!」から「なんじゃこりゃー!!!」へ(0)2008年4月23日 to ハッピーフィート

(C) 2006 Warner Bros. Entertainment Inc. - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda (C) 2006 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories歌とタップにノリノリで椅子から浮いちゃうくらいウキウキで鑑賞してましたが、ラストのあたりでポテチを画面に向かって投げました(家で鑑賞)。
見せ場がいっぱいあって、テンポ良くて、台詞の掛け合いが愉快で、明らかに子供向けなんだけどあんまり説教くさくなくて「なんで劇場で観なかったんだバカバカー」と軽く嬉しい後悔しつつの、とってもいい映画体験ができてたのに、人間が出てくるあたりからモーどっちらけ。
変わり者マンブルの勇敢な成長記を固唾を呑んで見守ってたつうのに、途中から無茶な展開に移り変わって、こっちが「まさかねー冗談だよねー」ってヘラヘラしてる間に幕。
宗教を野次ったようなコミュニティーを舞台に、親子の関係、想いを寄せるマドンナとの関係と、応援してくれる仲間達、そして冒険…。これだけでもう充分面白いのに欲張りすぎ。
人間がおこした環境破壊や魚の乱獲によって生じた食料不足を、変わり者だからという理由で主人公・マンブルの責任にされてしまう。コミューンから爪弾きにされるのが慣れっこで、意志が強いマンブルは原因究明の旅に出る…。
ここまでは別にいいんですよ。これらの災難はマンブルに課された試練だととれるから。
でも人間が出てくる後半のシーンはホントにない。無理。
集団タップじゃメッセージは伝わらないでしょー。あんなに都合よく意思疎通ができるなら苦労はしないって!
こっちが先だけど、『アース』に通じる環境保護推奨メッセージの取ってつけた感が漂います。 -
映画史に残るラブシーンを観た!(0)2008年4月18日 to アドレナリン
バカです。
そうとうバカです。
テンション上げ続けるためにこしらえたとしか思えない設定に惚れました。
DVDのパッケージ写真はカッコいいスーツ姿のジェイソン君ですが、劇中はほとんど入院着でノーパンで、植木を飛び越えるは(一瞬おしり見えます)、救命士に銃を突きつけて脅したり、警官相手に小学生バリのイタズラをかましたりしてます。
主な衣装↓
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画面観ながら「バカだなー」と笑ってばかりいましたが、よくよく観るとジェイソン視線から始まる導入シーンや、状況描写をムリなくなじませていたりと、観客がスンナリと映画に入り込めるように作られた計算高い娯楽映画です。
バカでも判るんだけど、バカにも判らせるって結構大変だよなあ…としみじみ思いました。
ところで、タイトルに書いたラブシーンは傑作です!これからご覧になる方のために詳しくは書きませんが、こんなに笑えるラブシーンは観たことありません!
設定も演技もセットもカメラワークも一品!
「俺は生きてる!」ってカンジです。
このシーンのためだけにDVD買ってもいいかも。
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