ラブアゲイン さん
ラブアゲインさんのレビュー一覧
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85件中1-10件
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マリア・カラスよ永遠に(0)2008年8月29日 to 永遠のマリア・カラス
監督のF・ゼフィレッリのマリア・カラスへの愛情(友情)溢れる良作。
たぶんゼフィレッリは実際にマリア本人でオペラ映画を作りたかったんだろうなと推測できるぐらい、作品とマリアへの溢れかえる思い入れが微笑ましい。
主演の女優さんがマリア・カラスに激似なのも凄くて、フィクションなのに劇中は、実際のマリア本人の晩年を映画にしていると思ってしまうぐらいだった。マリア・カラス本人の全盛期の歌声に合わせて女優さんが歌う演技のシーンなどは鳥肌ものである。このシーンだけでもこの作品には存在価値あるように思えてしまう。
オペラは全くの素人だが、音楽の耳の幅を広げたいと思ってた頃にマリア・カラスの存在を知り、彼女からオペラへの扉を開いた僕にとっては、彼女のパフォーマンスを観る疑似体験映画としても非常に良かった。この作品をしっかりした音響設備のある劇場で観れた事に、映画を見る幸せを感じながら家路についたのを今でもよく覚えている。
マリア・カラスよ永遠に。 -
S・コッポラに脱帽(0)2008年8月21日 to ロスト・イン・トランスレーション
監督のS・コッポラは日本人を笑わすために作ったとしか言いようがないぐらい面白い。「L」と「R」の発音の違いからくる笑いや撮影風景など、前半はマジで笑った。
また、「なんでロジャー・ムーアよ!?」とつっこんでたら、「Nobady Does It Better」を後から持ってきたのもヤラレタ。ソフィア、Nice!!
S・コッポラの演出は、基本的なガチャガチャ感が無いのと、日本に対する勘違いが無いのと、女優の自然体の美しさや可愛いさを抜群に画に出来てるところなど、非常に好感が持てるし、尚且つ落ち着いて見る事が出来てGood。なんといってもスカーレット・ヨハンソン可愛い!!
そして本作の白眉、ビル・マーレイ。主役を演じてたのが彼じゃなかったらこんなに笑える映画にならなかったんじゃないかと思えるぐらい、素晴らしい。彼の真骨頂の演技に心の疲れもブッ飛びました。
また、素晴らしく面白いB・マーレイのパートに対して、非常に繊細に撮っているS・ヨハンソンのパートも抜群。
クライマックスから切なさが後ろ髪を引っ張りまくるラスト、そしてエンドロール。余韻に浸りながらボーッと眺めてたらなんと最後に「風をあつめて」とはいやはや、S・コッポラに脱帽した真夜中の1時すぎでした。
「Alright・・・」共感:3人
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期待通りの座頭市。(0)2008年7月25日 to 続・座頭市物語
「いつ抜いたか、いつ斬ったか、目にもとまらぬ居合い斬り、再び銀幕に登場」
昭和のスタア、勝新太郎の座頭市シリーズの2作目。監督は森一生。
1作目「座頭市物語」(監督三隅研次)と同年に劇場公開された「続編」である。よって、前作から引続き、助五郎親分とお民さんは中盤から登場。しかしながら、今回の事件自体は1作目とは関係なく、前作からの繋がりの部分は台詞または独白で語るので、前を知らなくてもそれなりには楽しめる作り。
特に今回はいかにも2作目らしく、冒頭から市のコミカルな表情と得意の居合い抜きを披露し、劇中前半30分までに三つのチャンバラ(内二つは勝新)と水谷良重(後の水谷八重子)とのロマンスまで描くサービスぶり。前作から期待して見た者としては楽しい。そして今回仇役として、実兄である城健三郎(若山富三郎)が登場するのも見所のひとつ。
「事の始まり」に対して、結びつかなくてはならないはずのクライマックスが、少々レールずれを起こしてる感がちと残念。
ラストカットは意表を突かれた。良く言うと「鮮やか」。悪く言えば「バック・トゥ・ザ・フューチャーUみたい」
3作目が楽しみ。
ちなみに、座頭市の代名詞「長ドスの仕込み杖」は勝シリーズからの案らしい・・・。本当かな。 -
ひねりのあるスター映画(0)2008年7月21日 to シンシナティ・キッド
主演のマックィーンが演技派と(一応)認められるきっかけとなったスター映画。とにかくマックィーンはいつもの様に「クールでカッコいい魅力的なギャンブラー」を地でいってるかの如く好演(当時35歳、若い!!)。
だがしかし、主演がマックィーンだから「胸のすくギャンブル映画」かと思いきや、なかなか一筋縄ではいかない映画である。マックィーンは俳優としての幅を広げたくてこの役を引き受けたのだろうか・・・?
脇を固める役者達の中では、貫禄たっぷりのE・G・ロビンソンや妖しい魅力のA・マーグレットが良い。特にアン・マーグレット(当時なんと24歳!!)の魅力に僕は負けました。
音楽担当のラロ・シフリンも聴き所。エンドスクロールでレイ・チャールズが歌い、劇中アレンジを変えて数回流れる「シンシナティ・キッドのテーマ」はかなりの佳曲。
各登場人物の思惑が絡み合うクライマックスのポーカー場面の演出は白眉。円卓を囲ってる男達が皆プロのギャンブラーに見えるのも編集の上手さによるところが大きいだろう(むろん役者達も特訓はしたと思う)。 -
やっぱり最終版(5)2008年7月11日 to ブレードランナー 最終版
やっぱり僕は最終版が良いかな。
40〜50年代のハードボイルド映画を彷彿とさせるナレーションの入ったオリジナル劇場公開版も魅力的ではあるけど、すこし喋りすぎなんで、テーマがよりズシッと来るラストにした最終版の方が好きかな。
それにしても、始めてTVで観た20年前と(間にビデオでオリジナル・完全版・最終版を観ました)ここ最近DVDで観た5度目の時もやっぱり思ったんだけど、
「反乱を起こした人間型アンドロイド・レプリカントをハントする人間、人呼んでブレードランナー!」
みたいなイカすオープニングにB級好きの僕は活劇を期待してしまうんだよね〜。もうちょいカッコいい(ウォルター・ヒル的な!)アクションシーンがあっても良かったと思うんだけどな〜。デッカード(名前もカッコ良すぎ)の持つイカした銃もなんだかもったいない・・・。
ま、この作品は活劇うんぬんよりも、非常に素晴らしく画期的(当時)だったビジュアルとテーマで語るべき傑作カルトSFなんでしょうね。共感:2人
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罠と知りつつ魔性の肌を抱き 陶酔の一瞬に殺気を斬る!(0)2008年6月20日 to 眠狂四郎 魔性剣
早速、今回の狂四朗語録、
「鶴丸! 見ておけ、これが武士というものの全てだ。この殺し合いが!!」
この言葉どおりの展開をみせる「眠狂四朗シリーズ」第6作目。
もう他にネタは無いんかい!?と思うぐらい、またまた狂四朗がお家騒動に巻き込まれる。その代わり、今回の狂四朗は何時に無いぐらい大量の敵をバッサバッサと斬り倒していきます。これまでのシリーズ中bPの死人の多さに正直ビックリ。敵の岩代藩は殺人鬼の集まりかと思うぐらい無遠慮に一般庶民を斬ってます。よって、狂四朗の怒りも最高潮、映画前半だけでいったいどれだけの岩代藩藩士達が斬られてるのだろうか。
ぶっちゃけ、本作はレベルが低い。地味な3作目の方がまだ「眠狂四朗映画」としては楽しめたかも。
騒動のケリも「またそれか」という感じ。
ただし、斬り合い場面のロケーション撮影の多さやクレーン撮影などはGood。
狂四朗=雷蔵ファンはどうぞ。共感:3人
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映画生活に感謝(2)2008年6月16日 to 勝利への脱出
映画生活でこの映画に出会えて非常に嬉しい(ミスター・ドイルさん有難う!)
B・レイノルズ主演の「ロンゲスト・ヤード」のアイデアに往年の大傑作「大脱走」の設定を当てはめたような本作だが、なんと実話がモデルなんだとか(詳しくはミスター・ドイルさんのレヴューを参考)。
とにかく僕はハマった。ノリノリでワクワクくる前半、体育会系の男子や熱い野朗達は燃える事必至の後半の試合、そして素晴らしいラスト。言うことありません。こんな映画にまだ出会えてなかったとはなんともったいない事か。
真のスポーツマンのマイケル・ケイン。ペレや当時のワールドサッカーのスター達、彼らがいなければ映画はショボイものになったでしょう。そして、頑張ってる姿が非常に微笑ましいスタローン!!(この頃の彼は真っ直ぐでいい!) いずれの出演者もGOOD。
「大脱走」っぽい音楽担当のビル・コンティもクライマックスなんかは感動するぐらい良いスコア書いてます(やはり彼はスポーツ映画にはもってこいです)。
「大脱走」と設定も音楽も(使い方も)まる被りなのはご愛嬌。チマチマした突っ込みも本作を楽しむには必要ない。
え!? あのラストは納得出来ないって?
サッカーはね、熱くなるモンなんです。共感:3人
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ストーンズからロイ・ブキャナンまで(0)2008年6月8日 to ディパーテッド

(C)2006 Warner Bros. Entertainment Inc.ストーンズの曲から始まり、ロイ・ブキャナンの泣きのギターで締めるまで、テンポ良く進む本作は実に面白い!!
アカデミー賞を取ったとか、ファンの多い「インファナル〜」のリメイクだからとかはあまり考えないで見て良い傑作です。
監督スコセッシは職人に徹し久々に面白い映画を作ってくれたと思う(20年ぐらい待ちました)。それ以上に、オリジナルの卓越したストーリーを上手くまとめた脚色が非常に素晴らしい!
勿論、難点はあります、だから名作ではありません。
これは、イマイチなリメイクで茶を濁し続けだったハリウッドが底力を見せたリメイクの傑作です。
オリジナルを超えたかどうかは見る人の好みかもしれません。僕はこっちの方が好きですね。共感:2人
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いいね、座頭市!!(1)2008年5月28日 to 座頭市物語
1962年に銀幕の世界に登場した、「時代劇の壁を打ち破る、盲目のアウトロー」座頭市。 1989年には再度勝新が撮り直してるし、2003年のたけし版も有名だが、本作はその「座頭市シリーズ」の記念すべき1作目。
黒澤の時代劇やハリウッド製アクションなんかと比べると、ストーリーはこじんまりしてるわ、ヒロインはベタだわ、よくある話だわで、正直\200ぐらいでレンタルビデオで借りて見るから良いのだけれど、これを劇場で\1800出しては見ないかもしれない。
とはいえ、それはそれ、DVDで見れるので僕は定期的に借りて以後の作品も見ていくことでしょう。
その理由として、第一に「座頭市のキャラクターが良い」事。冒頭の賭博のシークエンスは楽しいし、ラストの啖呵を切るシーンなどは好感を覚えるほど。第二に「暴力に対しての距離の置き方」。明らかに、楽しませるだけのチャンバラ演出はしていないところ。第三に「昭和のスタア、勝新の在りし日の姿」を見るため。
また、最近はこのぐらいの規模の映画の方が、寝る前に落ち着いてゆっくり見れるというのも理由の1つになります。
クライマックスの橋の上での決闘は正直、心が泣いた。
座頭市、いいね!!共感:2人
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あれ!? ダメ!?(0)2008年5月23日 to ローラーボール
こんな作品を好きだと言ったら馬鹿扱いされそうですが、僕は本作が大好きです。75年版オリジナルの方が絶対的に傑作です。ジェームス・カーンはサイコーです。しかしながら僕は本作の方が好きだ。
プチ二日酔いの休日の朝なんかについつい見てしまう本作、皆さん、ダメじゃないでしょう・・・? 特にB級ジャンクフード・スポーツムービー(バトルランナーやサルート・オブ・ザ・ジャガーなんかが)好きな人間は集まれ集まれ!
リメイク作品としては、明らかに75年版の足元にも及ばない出来にもかかわらず、へんにメッセージ性なんか入れず、話を大きくせず、映像のハッタリをかましながらB級一直線に仕上げたジョン・マクティアナンを僕は評価します。共感:1人
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