lum さん
lumさんのレビュー一覧
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13件中1-10件
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三谷ワールド炸裂の作品ですが..(0)2008年6月10日 to ザ・マジックアワー
三谷監督の作品はどんなのが手び出すか?まるで玉手箱のような世界です。本作も、伝説の男が見つからず、窮地に陥った皮肉の策は役者を映画とだまし、伝説の男に仕立て、そうとは知らない役者は、初めての主役に役者魂をかける。そのため、怖いものなんてない。たとえ、火の中、弾の中でも、飛び込んでいく男。失敗かなと思ったことが成功し、ボスや手下たちの信用を掴み取っていくから面白い。でも、それがいつばれるか、ラストはどうなるか?三谷監督らしいテンポのよさで、観るのを楽しませてくれる、これぞエンターティメント!でしょう。
キャストもはまっていたし、豪華ゲストも玉手箱のように出てくるわ、出てくるわ!あいかわず、大勢の役者を上手に使い、たとえチョイ役でも印象深く残しているのは上手いです。一番印象に残ったのはレトロな舞台が素晴らしいこと。このセットは実に私好みで、一度、守加護に行ってみたいたくなりました。舞台となったホテルにも泊まりたい。そんなレトロな街並でヤクザ同士の対決となれば、昔の日活を彷彿しているし、さすが、映画好きの三谷監督、上手いです。
これだけの映画なのに、面白いだけで終わって、観終わった後、何も余韻がありませんでした。三谷作品を観すぎたせいか、飽食状態ですし、「誰にでも輝く瞬間のマジックアワーがある」が感じられませんでした。 -
スタローン節炸裂!?(0)2008年5月26日 to ランボー 最後の戦場

(C) 2007 EQUITY PICTURES MEDIENFONDS GMBH & CO.KG IV去年はロッキー、今年はランボーと復活したスタローン。ロッキーは復活に感動しましたが、ランボーは、ただ話に引き込まれ、あっという間に終わったような気がしました。もう、これで終わり?みたいな感じで。
前作から20年の歳月がたっているし、シリーズ初回は昔のことなので、忘れてしまいましたが、悲哀感があった覚えがあります。今回はそれがないし、スタローン節炸裂、ランボーの復活に乾杯!みたいな作品です。でも、「ロッキー」と同じく「年なんて関係ない、今でもがんばっているぞ!」と、スタローンパワーをもらったような、観ている側に元気をもらった映画でした。 -
すっきりせず(0)2008年5月24日 to アメリカン・ギャングスター

(C)2007 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.前半はストーリーが見えてこなくて、本題に入るまで時間かかるんかい?と思って観ているうちに睡魔が..でも、後半は見ごたえがありました。
見えてこなかった麻薬の大元が見えてきて、追い詰めていく刑事と、追い詰められていく百万富の暗黒街のカリスマ男の一騎打ちは見ごたえありました。ラストは警察の不正を正していく。
ストーリーとしては面白いですが、正義の刑事vs暗黒街のカリスマの話なのか?ゴットファザーのようにも思えるし、なんかまとまりがなくてすっきりしなかったです。
「けもの道を行く、実在の男たちの、容赦なき闘いの人生」
のわりには、事件が終わったら、闘いはなし。片方は刑務所だし、片方は警察をやめて、弁護士になっているし。永遠に続く闘いではないばかりか、彼らの苦しみが全然伝わってこなかったデス。 -
美術館やクラシックコンサートに行った気分で観た方がいいかも(0)2008年5月23日 to シルク

(C)2006 Jacques-Yves Gucia/ Picturehouse Productions映像は綺麗だし、音楽は素晴らしいかったです。美しい世界には、美しい音楽が似合う、観ていて、心が安らぎました。セリフが少ないですが、テンポも悪くないので、退屈はしませんでした。ただ、美しい時が流れているようで..でも、ストーリーは消化不良。
タイトルの絹の糸のように美しくも悲しい運命を描きたかったのか?
彼方遠くの世界に行って蚕の卵を手に入れる男の話と観ればいいのか?夫婦愛として観ればいいのか?
どれをとっても中途半端のように感じました。それにもまして、役者に魅力がないこと。演技がベタではないですが、魅力的に感じた役者は一人もいなかったです。
この映画は美術館やクラシックコンサートに行った気分で観た方がいいかも。 -
アジア、フランスを感じさせる映画(0)2008年5月11日 to マイ・ブルーベリー・ナイツ
甘酸っぱいブルーベリーパイは、スィーツの中でも余ってしまう。でも、そんな甘酸っぱいブルーベリーパイに、ミルクが溶け込んでいく。
それは、まるで失恋した、ヒロインのエイザベスの心を癒しているような..
その映像にぐぐっ〜と惹かれていきました。さすがカーウァイ監督!スタイリッシュな映像です。
ストーリーはいたってシンプルですが、カーウァイ監督が送る極上のラブストーリーは、無駄がなく、テンポよく、恋する惑星を思い出しました。ノラちゃんの歌声もいい。
実は、カーウァイ監督世界がハリウッドのどれだけ浸透するか?もしかしたら、まったく浮いてしまうか、別な作品になってしまうか、心配していましたが、そんな心配はどこにやら。アメリカが舞台なのに、それを感じない。どこかアジアぽい、フランスぽい感じさせ、「カーウァイ監督がアメリカを舞台にすると、こんな感じになるんだ」と感動しました。ノラちゃんも、ジュードも、ナタポーも、レイチャルも、役柄に入り込み、カーウァイの世界に溶け込んでいました。共感:1人
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一番観たかった、大事な部分が描かれてなかったです。(0)2008年5月11日 to モンゴル

(C)2007 CTB FILM COMPANY/ANDREYEVSKY FLAG FILM COMPANY/X FILME CREATIVE POOL/KINOFABRIKA/EURASIA FILM.ALL RIGHTS RESERVED.1200年に歴史に登場するまで、前半生は謎が多く、「義経=チンギス・ハーン」という説があるチンギス・ハーン。その彼がどのようにして大国を築き上げ、一体どんな人生を描かれているかが一番興味がありました。
裏切り、殺戮の繰り返しで、過酷な中で、少年テムジンは、いかにして生き延びようとしていくか、その執念にすさまじいものを感じました。青年になってからは親友との決別。浅田忠信は、強い英雄のイメージが強い役柄を、人間「チンギス・ハーン」として、外面も内面もうまく演じていたと思いました。
戦いに敗れ、異国の捕虜になり、妻により救われる。その後はいきなり大軍を率いた男になっている。その間の過程はどうしたんだろう..一番観たい大事な部分が抜けている感じがしました。観終わった後北の零年を思い出しました。一番観たかった開拓使の話が描かれてなく、夫に捨てられた女の生きざまを描いた(失礼、私流です)作品は、本作と似ているように感じました。
これから話がまだまだ続くといった終わり方はワクワクもします。ジャムカが率いる大軍に勝利したテムジンは、後は歴史に記されているとおり大国を築き上げていく反面、これからが本当の戦い場でもあろう、その彼をもっと見たい気がしました。 -
決めてはアンジェリーナの演技(0)2008年5月9日 to 17歳のカルテ
90点の高得点の決め手は、リサを演じたアンジェリーナ。迫真にせまる演技、とくに最後の20分は、見ごたえ充分で、こオスカーは納得です。
この世の中が異常なのか、自分自身が異常なのか..何が正常で、何が異常か..
少女期に起きる不安、悩み、とまどい..観ているうちに彼女達に感情移入してしまいました。 -
ケイトの演技にあっぱれ!(0)2008年5月9日 to エリザベス:ゴールデン・エイジ

(c) 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.前作「エリザベス」に続く、今回の続編は、エリザベスが列強を制し、いかに黄金時代を築きあげた過程が見どころですが、当時の歴史をタンタンと語れているせいか、盛り上がることもなく、クライマックスである海戦もイマイチでした。でも引き立つのは、エリザベスを演じたケイトの迫力ある演技。女王は1533年生まれだから、52歳、実年齢より上の役をギャップを感じさせず、ケイトしかこの役はできない、彼女あっての映画を感じました。それと目に惹いたのは、エリザベス1世は着道楽と言われただけ、衣裳の素晴らしさ。着道楽は、お洒落好きにとっては共感がもてるし、男狂いと言われたメアリよりは好感が持てます。
ともあれ、男まさりの女王にも女性らしい一面があるのではないかと..国のため、国と結婚したからと言っても、彼女もひとりの女性。前作ではダドリー伯(後のレクター伯)の想いを寄せながらも、思いを絶ち、本作では航海士ローリーが現れ、惹かれていく。でも「ヴァージンクィーン」として誓いを立てた彼女としては許されない恋。ましては彼女は加齢であるため、子供を望むことはできない。侍女ベスとローリーを巧みに近づけたものの、二人の間に子供を宿したと知ったエリザベスの嫉妬、怒りは正直怖かったです。でも、感じたのは、ここには貫禄のある女王としての顔ではない、ひとりの女性なのだと。女王として女性の幸せと捨てなくてなならない、彼女の心の葛藤が痛痛ましい。稀なる英知を持ったエリザベス1世を、内面を演じ、人間エリザベス1世としてよく演じてくれた!彼女のひとり舞台といっても過言ではない思いました。
ただ、エリザベスの方が魅力的だ当時のライバルであったメアリ・スチュアートの魅力がまったくといっていいほどなし。彼女の波乱万丈の人生も描いてもらいたかったです。共感:1人
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金城さんの死神ははまっていました。(0)2008年5月9日 to Sweet Rain 死神の精度
映画「憑神」の死神も可愛い少女で、今回はイケメンの死神?死神のイメージも変わりましたね(笑)人の死ぬ前に現れ、観察した後に、死か生かすかを決めるのが彼の仕事という設定が面白い。死神というよりは、どうも天使に近いような気がしました。
ヒロイン→息子→ヒロインの、3つの時代の構成され、どのストーリーもテンポがよく、楽しめました。金城氏が演じている死神、ノーメークで役作りしている小西真奈美も、貫禄がある演技をする富樫純子も、それぞれ役柄にはまっていました。特に金城氏、ヘアスタイル、ファッションを変え、変身し、とぼけた演技がgood!原作者の伊坂さんが、金城さんならOK!と言ったわけが、わかる気がしました。
原作ファンなので言わせてもらうと、映像だと、何か物足りない。優しさに満ちて、心を温かくさせてもらいましたが、どうも印象に残るものがないのがマイナスです。共感:1人
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アジア的映画(0)2008年5月4日 to ラスト、コーション

(C)2007 HAISHANG FILMS/WISEPOLICY私はスパイ映画は好きで、特に女性スパイに映画は好きで、作品の出来不出来は私的、緊張感があるか、ないかです。敵の懐に飛び込み、いつばれるかわからず、失敗すれば死。主人公ワンは政府要人の暗殺することが使命、でも暗殺する相手に惹かれていく..ここまではよくある話だし、大抵は男女のロマンスで終わることが多い中で、彼らの立場にならなければわからない心情が描かれていました。誰も信じられず、死と隣り合わせの反動か、この時ばかりは欲情をむき出しにしとばかり、激しく愛し合っていく。それは暴力であっても、そうしか愛情表現が出来ないのだから,..そのせいか、二人のラブシーンは美しいと同時に、運命の悲しさというものが感じました。トニーが演じた冷徹な男イー。老けたメイクといい、今までにない彼の表情といい、特に冷たくも悲しい目に吸い込まれていきました。ワンを演じたタン・ウェイは、クァンに惹かれ、彼の影響で抗日運動を始めた当時はあどけない少女でも、イーと関わっていくうちに一人の女性として変貌しき、体当たりの演技もあっぱれ!です。
任務遂行のため、暗殺実行しなくてはならない。複雑な感情の間でとった彼女行動は、「逃げて」と。事実を知り愕然としたイーが下した判断は処刑。それは生き抜くためしなくてはならない決断。ラストなんとも言えない虚しさを感じました。美しい映像は、激動な時代の男女の愛と虚しさをより表現しているかのようでした。
観終わった後、ネットで観たら、二人にラブシーンが問題になっていることに驚きましたね。
「Lust」とは仏教語で「欲情」、「Caution」は「戒め」、「Lust Caution」とは、「自分の欲情を戒めなさい」
原題は「色/戒」。「色」とは「感情」、「戒め」とは中国語で「戒指」
と意味を持つタイトルにはシーンこそはなくては、この映画を語ることはできないと思います。
インフィナル.アフェア同様、上記のタイトルの意味もそうだし、、主人公はアジア的だし、、これはアジアでしか作れない映画だと思いました。共感:2人
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